哺乳瓶の電子レンジ消毒が実質禁止へ|理由と安全な代替方法を徹底比較【2025年版】

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プレママ必見!哺乳瓶の電子レンジ消毒 禁止って本当?スチーム除菌 VS ミルトン比較解説! ビギナーズノートbg-note.com

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ばた子
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この記事はこんな人におすすめ

・哺乳瓶の電子レンジ消毒が本当に使えなくなるのか、最新状況と理由を知りたい

・スチーム除菌とミルトン(薬液消毒)のどちらを選ぶか迷っているプレママ・パパ

・初期費用と運用コスト、使いやすさを踏まえて失敗しない消毒方法を選びたい

【この記事の結論】

哺乳瓶の電子レンジ消毒は、メーカーの安全性基準により2025年現在“実質禁止”になりつつあります。加熱ムラによる消毒不足や破損リスクを避けるため、確実性と実用性を両立するなら「スチーム除菌」と「ミルトン(薬液消毒)」が最適解です。家庭のライフスタイルやコスト感をまとめてみたので、ご自身に一番合うものを見つけてみてください。

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「哺乳瓶の電子レンジ消毒が禁止になった」って本当?

哺乳瓶の電子レンジ消毒が、2025年12月現在“実質禁止”の方向に進んでいます。哺乳瓶の消毒方法として広く広がってきた「電子レンジ消毒」が、実質的に使用できなくなりつつあるのは、どのような背景があるのでしょうか。

「法律が変わったの?」と疑問に思う人も多いかもしれませんが、実際に法律・条例で禁止されているわけではありません。変更の背景には、電子レンジ本体の取扱説明書に「調理以外の目的で使用しないこと」と明記される流れが生まれたことがあります。これを受けて、哺乳瓶を取り扱う大手メーカー各社が電子レンジ消毒を“不可”と表記するようになったのが問題の本流です。

図:ピジョン・コンピなどの哺乳瓶製品表示の変更

つまり、法規制ではなく赤ちゃんへの直接の安全性とメーカー保証の観点から、利用が見直された結果、従来の「レンジで簡単除菌」という常識が崩れ、時代遅れになりつつあるのです。

かといって煮沸消毒は火傷リスクや手間の面もあり、わずらわしさがあります。これから哺乳瓶消毒の準備をするプレママの皆さんには、煮沸よりも手軽で生活にフィットする「ミルトン」「スチーム除菌」がおすすめです。この記事では、おすすめの理由と選び方をわかりやすく解説していきます!

哺乳瓶の電子レンジ消毒は危険?何がダメなの?

加熱ムラによる「消毒不足」のリスクがある

赤ちゃんにとって最も直接的なのが、電子レンジ特有の“加熱ムラ”により「消毒不足」が起こるリスクです。

電子レンジは構造上、庫内全体を完全に均一な温度にすることはできません。いわゆるホットスポット(局所的に高熱の部分)と、温度が上がり切らない部分が生まれやすいとされています。冷凍ご飯やお肉を解凍するときによく見られるアレです。

一見「蒸気が出ていて熱そう」に見えても、哺乳瓶や乳首の一部分が消毒に必要な温度・時間に達しておらず、雑菌が生き残る可能性があります。つまり、「やったつもりの消毒」になりやすいのが、電子レンジ消毒の本質的な弱点です。

哺乳瓶本体が破損・変形するリスクがある

電子レンジは庫内の一部に電磁波が集中すると、その部分だけが異常に高温になることがあります。水の量が少なかったり、ワット数や加熱時間を誤ったりすると、哺乳瓶や消毒用ケースのプラスチックが溶けたり、焦げたり、最悪の場合は発火するおそれもあります。

実際に、電子レンジで哺乳瓶消毒バッグを加熱中に、哺乳瓶が爆散する事故も報告されており、素材自体に大きな欠陥がなくても、「使い方次第で壊れるリスクが高い」というのがメーカー側の認識となっています。

電子レンジ本体側の故障リスクがある

さらに見逃せないのが、電子レンジ本体への負担です。日本電機工業会(JEMA)は「電子レンジを調理以外の目的に使用しない」ように注意喚起しており、その理由として発煙・発火・破裂・やけどなどの事故につながるおそれがあることを挙げています。

実際、取扱説明書にない用途での使用や、庫内が空に近い状態での加熱、加熱し過ぎなどが原因となり、火花、発煙、火災に至った事例も複数報告されています。

ベビー用品メーカー各社が「電子レンジ消毒不可」の表示に切り替えているのは、哺乳瓶だけでなく電子レンジ側の安全性と故障リスクも踏まえた判断だと言えます。

大手ベビー用品メーカーは「電子レンジ消毒」から“順次撤退”

以上のような背景から、ピジョンやコンビをはじめとする大手ベビー用品メーカーは、哺乳瓶製品の位置付けを「電子レンジ除菌は“不可”」に変更しました。

まだ全面的な撤廃という動きは見られませんが、安全性・消毒の確実性の観点と、各メーカーの動きから「電子レンジ消毒」からの段階的撤退を進めていると考えられます。

手軽で便利な消毒方法ではありましたが、危険な落とし穴があったことは非常に残念ですね…。

電子レンジ消毒に代わる消毒方法は「スチーム除菌&ミルトン」

厚生労働省を含む国際的な育児ガイドでは、“哺乳瓶をお湯で煮沸する方法”を哺乳瓶消毒の基本かつ最も確実な方法として位置付けています。

しかし、“育児の現場”における「確実」は、「最適」とは限りません。煮沸消毒には次のような現実的なデメリットもあります。

  • 鍋を準備し、お湯を沸かし、冷ます。まとまった作業時間が必要
  • 熱湯や煮沸した部品に触れて火傷するリスクも無視できない
  • その上、調乳(粉ミルクを沸騰したお湯で溶かしてから冷ます)作業も待っている
  • その間にも赤ちゃんは泣いている!!
  • ガス・電気・水道など、意外とコストがかかる

特に、新生児期は授乳間隔が短く、夜間の授乳も必要で、睡眠不足の中で育児と家事を並行している状況です。泣いている赤ちゃんを抱えながら、毎回この工程をこなすのは現実的とは言えません!

そこで重要になるのが、あらかじめ安全に消毒しておけて、必要なときすぐ使えるようにしておくという発想です。

この観点から支持を集めているのが、スチーム除菌キットミルトン(薬液消毒)です。

  • スチーム除菌:スペパ◎、ボタン操作で短時間&安全
  • ミルトン:浸け置き除菌後すぐに使用可能、外出にも対応

次の項で、それぞれのメリット・デメリットを整理してみます!

スチーム除菌のメリット・デメリット

スチーム除菌の基本的な使い方

  • 哺乳瓶、乳首などの各パーツを丁寧に予洗い
  • ヒーター部分に約100mlの水を入れる
  • 消毒したいものを容器内に入れる
  • 電源を入れ、「除菌ボタン」をポチッ
  • 約10~15分後、除菌完了。製品が完全に冷えてから取り出して、調乳開始。

メリット

  • 短時間で手軽:予洗いが済んだらセットしてスイッチを押すだけ。十数分で除菌完了という手軽さ。
  • 確実な除菌:熱い蒸気で哺乳瓶・乳首の隅々まで加熱して除菌。形状や素材を問わず除菌できる。
  • モデルによっては乾燥機能保温機能まで付いているものもある。

💡ポイント:電気代を気にしないなら、「予洗いしたらスチーマーに入れて放置」で次の授乳時すぐに使える。

デメリット

  • スチーマー本体がやや高価で大きい:ちょっと高い。スチーマー本体の置き場所確保が必要。
  • 冷却までの時間が長い:消毒完了から哺乳瓶が冷めるまでの時間が少し煩わしい。
  • 機器のメンテナンスが面倒:定期的に内部清掃や水垢除去が必要な場合がある。
  • 電気が必要:災害時は使用不可。外出、旅行にもやや不向き。

とにかく手軽・確実・短時間で消毒できるところが最大のメリットです。消毒を忘れていた時も、すぐに修正対応できる点は心強いですね。

ばた子
ばた子

基本的には、消毒は4~6本まとめて半日に1回、他の時間は保温・乾燥機能を使って、哺乳瓶が必要な時にフタを開けて取り出す使い方の人が多いみたいです。

家庭内に風邪やインフルエンザの人がいる場合は、哺乳瓶を使う直前に消毒をした方が良さそうだね!その前にミルクを作る人の手洗い・うがいも忘れずに…。

あきたりょう
あきたりょう

一方で、機器そのものがやや高価である点や、電気が必要で災害時や外出には不向きな点も踏まえると、完全に万能な製品ではないことに注意しましょう。

ミルトン(薬液消毒)のメリット・デメリット

ミルトン(薬液消毒)の基本的な使い方

  • 哺乳瓶、乳首などの各パーツを丁寧に予洗い
  • 薬剤を既定量の水道水に溶かし、消毒したいものを空気が入らないように浸けておく
  • 1時間ほど浸けっぱなしにしてから、取り出していつでも使用可能(乾燥不要)

メリット

  • 手軽さ:洗った哺乳瓶を消毒液に浸けておくだけでいつでも使用可能。
  • 安全性:火や熱を使わないため安全。耐熱温度が低い部品も気にせず除菌可能。
  • 汎用性:災害時でも水さえあれば消毒可能。持ち運びもしやすく柔軟性が高い。哺乳瓶を使わなくなった後もおしゃぶりやおもちゃの消毒に使用できる。

💡ポイント:火を使わないことで安全性が高く、災害にも強い。準備さえ忘れなければ柔軟性が高い。

デメリット

  • 消毒完了までの時間が長い:薬液に浸けてから1時間かかるため、「あらかじめ浸けておく」ことが必須
  • 「うっかり忘れ」で詰む:薬液の替え忘れ、薬剤の買い忘れなど、消毒に時間がかかるので「うっかり忘れ」で詰む
  • 独特の薬液の臭いがある:塩素系の消毒成分であるため特有の臭いがあり、薬剤本体は誤飲防止の対策が必須
  • 除菌対象に限りあり:ノロウイルスなどごく一部のウイルスに対する除菌効果に限界がある

一言で言えば「薬液の準備と浸け置きを忘れさえしなければ最適解」なのが薬液消毒です。災害時への適応性や浸けておくだけで即使用可能(冷やす必要もない)な点は夜の授乳でも非常に役に立ちます。

ミルトンCPは販売店や時期によって1錠あたり10円前後価格が変わることがあります。この1錠あたりの価格差がのちに2,000~3,000円の差になるので、ミルトン運用を検討している方はこまめに1錠あたりの価格をチェックしてみてください!定価は35~37円/錠、最安値の目安は23~24円です!

わが家ではミルトンを採用し、錠剤もセールで安く手に入れることで、極限までコスト削減を目指しました。小生が買い過ぎたせいで、余りました。

あきたりょう
あきたりょう
ばた子
ばた子

まとめ買いはラクですが、必要な時に必要な分だけを買う方が損が出にくいかもしれません!余った錠剤は姉夫婦に安く買い取ってもらいました(笑)。

お姉ちゃん、いつもありがと~!!!

あきたりょう
あきたりょう

気になる「初期費用+運用コストの差」は?

電気代は地域や時期によって異なり、ミルトンの薬剤もセールなどで値段が大きく変わりますので、あくまで平均値での比較にはなりますが、初期コスト+運用コストの合計で比較してみます。

結果的に90~180日間で最もコストが安いのは「ミルトン1日1回溶液交換(2錠)+錠剤はセールで購入」でした。

⚖比較条件

哺乳瓶の使用頻度: 1日あたり4回
合計日数: 90日(3か月)/120日(4か月)/180日(6か月)
※消毒が必要な期間は平均3~4か月、春生まれの場合は夏場の必要性も考慮して6か月
電気代: 全国平均の31円/kWhと仮定
ミルトンCP錠剤代: 定価35円(2025年12月7日時点のネット価格)最安値23円
初期コスト: 2025年12月7日現在のRakuten ベビー館の価格を採用
※ピジョン ポチット…17,380円/杏林製薬 ミルトン専用容器…2,650円

🛠運用方法

①スチーム除菌:使う時に毎回除菌(乾燥機能は使わない)
②スチーム除菌:1日1回4本まとめて除菌&乾燥
③ミルトン:1日1回洗浄溶液を交換(4L・2錠)、錠剤は定価で買う
④ミルトン:1日1回洗浄溶液を交換(4L・2錠)、錠剤はセールで買う

90日運用の場合)初期コスト運用コスト(90日)合計コスト
①ピジョン ポチット
毎回除菌・乾燥なし
17,380円1,339円18,719円
②ピジョン ポチット
まとめて除菌&乾燥
17,380円617円17,997円
③杏林製薬 ミルトン
錠剤を定価で
2,650円6,300円8,950円
④杏林製薬 ミルトン
錠剤をセールで
2,650円4,140円6,790円
120日運用の場合)初期コスト運用コスト(120日)合計コスト
①ピジョン ポチット
毎回除菌・乾燥なし
17,380円1,786円19,166円
②ピジョン ポチット
まとめて除菌&乾燥
17,380円711円18,091円
③杏林製薬 ミルトン
錠剤を定価で
2,650円8,400円11,050円
④杏林製薬 ミルトン
錠剤をセールで
2,650円5,520円8,170円
180日運用の場合)初期コスト運用コスト(180日)合計コスト
①ピジョン ポチット
毎回除菌・乾燥なし
17,380円2,678円20,058円
②ピジョン ポチット
まとめて除菌&乾燥
17,380円900円18,280円
③杏林製薬 ミルトン
錠剤を定価で
2,650円12,600円15,250円
④杏林製薬 ミルトン
錠剤をセールで
2,650円8,280円10,930円

※参考※ ピジョン ポチットと共に紹介した「izxi スチーム除菌乾燥機」は約1万円弱で購入可能。初期コストが7千円ほど下がるので、②の運用方法で約11,000円前後の合計コストで運用できます。

結局どれを選ぶべき?ライフスタイル別おすすめ

スチーム除菌「ピジョン ポチット」が向いている人

スチーム除菌という選択肢の中でも、初期コストが約1万8千円もするだけあって、「ピジョン ポチット」は別格の性能を誇ります。

初期コストは高いもののその運用コストは皆無と言っていいほどで、使い方もシンプルそのもの。哺乳瓶をセットしてボタンを押すだけという手軽さは間違いなく育児負担を減らしてくれます。

さらに上記による除菌は確実性が非常に高く、除菌後は装置内に入れっぱなしにしてOKなので、「哺乳瓶の置き場所問題」も同時に解決してくれるスペパの良さも高評価です。

💡「ピジョン ポチット」はこんな人におすすめ!

  • 初めての育児で、とにかく失敗したくない人
  • コストをかけても育児負担を減らしたい人
  • 家電に任せたいズボラ系だけど、赤ちゃんの衛生面はきちんとしたい人
  • 忘れっぽい人(「哺乳瓶の消毒、忘れてた!」という人)
  • 哺乳瓶を消毒し忘れても、すぐに消毒できるようにしたい人
  • 薬剤のニオイが苦手、薬剤が赤ちゃんの口に入るのが不安な人
  • ワンオペ中心で哺乳瓶消毒の余裕がない人
  • 洗い物はまとめてやる派の人
  • ガスコンロ・IHの口数が少なくてそもそも煮沸消毒が無理な人
  • タイパ優先の人(自分の時給>ポチットの減価償却)
  • 完全ミルク or 双子育児で哺乳瓶の数が多い人
  • 第2子以降の予定があり、再活躍で初期コストが回収が見込める人
  • 「とりあえず一番ラクなやつ」が欲しい人

「izxi(いつくし) スチーム除菌乾燥機」が向いている人

izxi(いつくし) スチーム除菌乾燥機は、ビジョン ポチットほどの爆速除菌ではないものの、価格と機能の充実度が非常にバランス良く整った実力派モデルです。

除菌時間は20分とピジョン ポチット(約12分)よりも8分長く、消費電力も700Wと大きくなるため、スピードと運用コストでは若干劣ります。一方で本体重量が1kg軽くちょっとした移動がしやすく、清潔感のあるデザインは「ベビー用品っぽさ」がなくインテリアにも馴染みます。

バスケット構造になっており哺乳瓶とその他小物を分けて整理しやすくなっており、自動換気機能により「まとめて洗って入れておけば、いつでも清潔な哺乳瓶ストックが取り出せる」運用がしやすいのが特徴です。

薬剤は使いたくないけれど、ミルトンの様に“常に使える状態を保ちたい”という家庭向けの中間の選択肢としてはコストパフォーマンスに優れた一機といえます!

💡 izxi スチーム除菌乾燥機はこんな人におすすめ

  • ピジョン ポチットは欲しいけど予算が合わない人
  • 高すぎるものは嫌、でも安すぎても不安という人
  • 無名メーカーや中華製品は怖い、実力派モデルが良い人
  • 価格、性能、デザインのバランスが取れたものが良い人
  • 薬剤のニオイが苦手、赤ちゃんの口に入るのが不安な人
  • 洗い物はまとめてやる派の人
  • コストパフォーマンスの良いスチーム除菌乾燥機を探している人
  • 「まとめて洗ってスイッチON」のルーティン化が自分に合っている人
  • ルーティン化すると日常がラクになることを理解している人
  • 生活感のある雑貨がキッチンに並ぶのが嫌なインテリア重視の人
  • 哺乳瓶の除菌も置き場所もまとめて確保したい人
  • 第2子以降の予定があり、再活躍で初期コストの回収が見込める人

ミルトン(薬液消毒)が向いている人

ミルトンをはじめとする薬液消毒は、ストック管理や計画ごとが好きな人・得意な人にはピッタリの哺乳瓶消毒方法です。

一言で言うと「準備さえしておけば一番かんたんな運用方式」で、火や電気を使わず、洗った哺乳瓶を薬液に浸けておくだけで、いつでも清潔な状態を維持できるのが最大の特徴。特別な操作を必要とせず、決まった時間に薬液を交換するだけで運用ができるため、夜間授乳や忙しい家庭でも負担が軽く済みます。

災害時も水さえあれば対応ができる点は他の方式にはない独自のメリットをもつ一方で、薬液は独特の塩素系のニオイがあり苦手な人は一定数いるかもしれません。当然ながら薬剤の「うっかり買い忘れ」もリスクとして無視できませんので、ストック管理・運用が苦手だと感じる人は、他の選択肢を検討しても良いかもしれません。

とはいえ薬剤さえ切らさなければ、コスト自体は3~6か月比較で最も安く、お財布にも優しい消毒方式と言えます。

💡 ミルトン(薬液洗浄)はこんな人におすすめ

  • ストック管理やセールでの買い物が得意な人
  • 計画的に物事を進めるのが好きな人
  • 「前日準備」「仕込み」「予約」に抵抗がない人
  • とにかくコストを下げたい人
  • スチーマーを置く場所がない人
  • 災害時の哺乳瓶消毒のことも考えておきたい人
  • ルーティン化すると日常がラクになることを理解している人
  • 洗い物はこまめに毎回する人(“洗ったら薬液に沈める”ルーティンができる人)
  • 夜中やお昼寝中に機械音が響くのが苦手な人
  • 夜間寝ぼけた状態でのスチーム除菌での火傷が怖い人
  • 第2子で、お兄ちゃんお姉ちゃんがスチーム除菌を触ってしまう危険を排除できない人

まとめ:電子レンジ消毒の常識が変わった今、選ぶべきは「確実性」と「使いやすさ」

2025年現在、哺乳瓶の電子レンジ消毒は法律で禁止されたわけではありません。しかし、電子レンジ本体の取扱説明書に「調理以外に使わない」と明記され始めたことで、メーカー側が保証リスクを避ける動きに転じ、実質的に推奨されない方式になりつつあります。加熱ムラによる消毒不足、哺乳瓶やレンジ本体が破損するリスクなど、安全面の懸念も無視できません。

その結果、哺乳瓶消毒は「スチーム除菌」「ミルトン(薬液消毒)」が主流に移行しています。スチーム除菌は短時間で確実に除菌でき、操作もシンプル。一方、ミルトンは準備さえ忘れなければ最も安価で、夜間授乳や災害時にも強いのが魅力です。

ライフスタイルに合わせて最適な方式を選ぶことで、育児の負担を大きく軽減できます。これから哺乳瓶消毒グッズを選ぶプレママの皆さんは、ご自身のライフスタイルや性格と相談して、一番フィットするものを選びましょう♪

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あきたりょう|1歳娘のポンコツ父ちゃん×潰瘍性大腸炎

1歳娘のポンコツ父ちゃん👶🔰|ENTJ-A|塾講師歴10年📚今は普通の会社員|💊潰瘍性大腸炎(全大腸炎型中等症)|海釣りキャンプDIY|📖blog闘病体験日記や趣味のこと、教育のことを備忘録として書いてます|無言フォロー、突然のコメントご容赦下さい🙇

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📚 参考文献

公的・一次ソースを含む参考文献一覧

  • 厚生労働省「哺乳及び調乳器具の洗浄と滅菌に関する指針」 — 2007年文書 “哺乳及び調乳器具” 厚生労働省
  • 厚生労働省「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン(QA形式)」 — PDF “乳児用調製粉乳の…取扱いに関する…” 厚生労働省+1
  • 厚生労働省「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」 — “哺乳瓶等の調乳器具は適切な消毒を行う”規定あり。 厚生労働省+1
  • 厚生労働省助言資料 “資料3-②” — 哺乳瓶などの消毒・保管についての指針。 厚生労働省
  • 公衆衛生推奨メディア記事「【医師監修】哺乳瓶の消毒方法と気を付けたいこと」 — 薬液消毒(次亜塩素酸ナトリウム)による哺乳瓶消毒方法の説明。 ベビーカレンダー
  • Web記事「ほ乳びんの消毒のやり方完全版【厚生省ガイドライン準拠】」 — 洗浄→滅菌の基本ステップ(煮沸・薬液・スチーム等)を解説。 せいせきこどもクリニック+1

その他参考文献

  • ピジョン株式会社「お客様サポート:『電子レンジ除菌』不可へ表示変更のお知らせ」 ピジョンお客様サポート
  • ピジョン株式会社「FAQ:なぜ電子レンジ除菌が『×』になったのですか?」 ピジョンお客様サポート
  • 一般社団法人日本電機工業会(JEMA)「安全/正しい使い方 ― 電子レンジの注意点」 JEMA 一般社団法人 日本電機工業会+1
  • Hint-Pot編集部「哺乳瓶などの電子レンジ消毒、NGな理由 メーカー側『食品の加熱を前提に商品の設計』」 Hint-Pot+1
  • (海外) Milton 公式サイト「The importance of sterilising」 Milton+1
  • (イギリス公的医療機関) NHS「Sterilising baby bottles」 (哺乳瓶・授乳器具の消毒方法) nhs.uk

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