【2025秋田ハタハタ】12.8更新|男鹿北浦で1匹。苦渋の決断“禁漁”を強いられた県も

【2025年最新秋田ハタハタ釣り情報!】
秋田・男鹿・本荘・金浦・八森・岩舘
各地のハタハタ釣果情報と接岸状況をまとめてお届けします!
2025年シーズンの季節ハタハタ。例年なら12月上旬には初漁の便りが届くものの、今季はいまだ静寂が続いている…しかし12月6日、秋田県男鹿市北浦の漁港でハタハタが網に入ったとの報道があった!……って、1匹かーい!!数量としては“ゼロに等しい”が、現場の漁師が判断する「先発隊」の気配が確認されたことは見逃せないぞ!
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男鹿北浦で“今季初”のハタハタ確認!!1匹だけね!!
秋田県男鹿市北浦の相川漁港で、12月6日の網に今季初めてハタハタが確認されたと報道がありました!その数なんと……メス1匹!!

確率的に逆に凄い気が……水揚げ実績としては当然評価できる規模ではありませんが、現場の漁業関係者は「いよいよ接岸の兆候が見え始めた」と受け止める漁師も多いようです!
例年、季節ハタハタは数日から数週間のタイムラグを挟みながら「先遣隊」「本隊」が沿岸へ順番に寄る傾向があり、単体の確認であっても“到来の前触れ”として扱われるケースは少なくありません。実際に、水温変化や風向きがここ1週間で一気に冬型に切り替わり、接岸条件も整いつつあるとの見方も。
一方で、7日の漁ではハタハタの追加確認には至らず、水揚げはゼロに終わりました。漁師からは「もう少し時間が必要ではないか」との声も聞かれ、現時点で群れとしての形成が確認できたわけではないようです。しかし、1匹とはいえ実際に網に姿を現したことは、今年の接岸が依然として“進行中”であることを裏付ける材料と捉えることができます。
オラ、ワクワクしてきたぞ!!
一方で、“禁漁宣言”を発表した県も…
青森県鰺ヶ沢町漁協では、今季のハタハタ漁について建て網漁を実施しない方針を決定しました。漁業者による自主的な判断で禁漁となるのは初めてであり、資源回復を目的とした極めて異例の措置です。
背景には、昨年の鰺ヶ沢地区での水揚げ量が2000年以降で最低となる0.3トンにまで落ち込んだことや、漁場に回遊個体がほとんど見られなかった状況があります。
青森県側が資源保全に踏み切らざるを得なかった事実は、日本海沿岸全体でハタハタ資源量が減少傾向にあることを改めて示唆しています。県水産研究機関の推定でも、今季のハタハタ資源量は昨季の半数程度と見られており、漁獲状況には引き続き不確実性が残ります。
青森県の禁漁措置は、秋田県内の量や釣りに直結する情報ではないものの、今季の漁況を読み解く上で無視できない情報です。特に資源状況が不安定な年は、隣県の動きが市場や漁期全体の空気感に影響を与えることも多く、動向の注視が求められます。
海水温などの環境要因は“今”どうなっているか
海面温度は先週末あたりから14℃を切っていましたね。これだけが接岸ではないものの、産卵行動は14℃が境になるという過去の研究がある分、期待は高まります。
海面温度(ド表層の温度)は14℃を切ってきている
ハタハタ接岸の“最低ライン”と言われている14℃は八森・北浦地区に限っては既に下回り、船川鵜ノ崎海岸でも先週の木曜日(12/4)から14℃を下回ったようですね。
気象庁より:日本海の海面温度分布図 美の国あきたネットより:きょうの水温
理想水温と言われる11℃まではまだまだ遠いですが、海水温で篩にかけられる最悪の未来だけは避けられたように思えます。自然ってすごいな。
表層水温(水深50m)のモニタリング(11/28~12/7)
気象庁より:水深50m付近の海水温 沿岸部は男鹿半島まで14℃程度に下がっていますね。ここから一気に13℃、12℃と下がってくれれば、ハタハタの産卵活動も活発になる…かもしれません。
海流の推移モニタリング
気象庁より:海流の推移 蛇行する対馬海流が水温を…と予想していましたがそれよりも対馬海流自体が冷えて、青森沖の黄色い部分が少し秋田寄りになってくれればハタハタも寄り道しやすそう。これ見て産卵場が北海道沿岸に移りそうと思うのは、素人の私だけ?(北海道にホンダワラ系があるかは素人なので知りません)
海水温は13℃台まで下降。時化もあり、接岸条件は整いつつある!
沿岸の表層海水温は、ここ数日の冷え込みにより14℃を下回る地域も出てきました。この点はハタハタの聖地八森漁港、男鹿北浦漁港もクリアです。
一般にハタハタは水温が13~14℃近くなると沿岸への回遊が活発化する傾向があり、今回の水温推移は接岸条件が徐々に整ってきていると判断する良い材料になるのではないでしょうか。
もちろん、海況は気象条件によって変動するため、現時点では接岸を断定することはできませんし、今シーズンは何度も述べている通りそもそもの資源量不足の問題もあります。しかし、昨季わずかながら水揚げが確認された昨年12月中旬(15~17日頃)と今年の水温推移はまずまず類似しており、次の大潮を迎える12月18日の前後は、動向を注視するべきタイミングだと言えるでしょう!
11月にささやかれていた「今年は海水温が高すぎるからハタハタは来てくれないんじゃないか」という不安はひとまず払拭できそうなこの状況。
むしろこれから次の大潮までの間は、ニュースからも海からも目が離せません!
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