哺乳瓶の消毒、結局どれ?ミルトンvs電子レンジ消毒vsスチーム除菌【コスト・時短・衛生で徹底比較】

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哺乳瓶の消毒、結局どれ?ミルトンvs電子レンジvsスチーム除菌 コスト・時短・衛生面 徹底比較!

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ばた子
ばた子

この記事はこんな人におすすめ

・ミルトン、電子レンジ消毒、スチーム除菌の違いを知りたい

・初めての育児で、公開しない消毒方式をひとつに絞りたい

・ピジョン ポチットやizxiは本当に必要?購入前に判断材料がほしい

【この記事の結論】

哺乳瓶の消毒、結局どれ?の答えは、ライフスタイル次第。時短、衛生面ではスチーム除菌、ピジョン ポチットは最有力候補。初期費用負担が少ないizxiも注目。コスパが良く採用率が高いのはミルトン。勝つのは誰だ……!?

ビギナーズノート
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哺乳瓶の消毒、結局どれが一番良いのか??

「哺乳瓶の消毒、結局どれ?」

新生児ケアのジャンルで永遠と言っていいほど長く苦しい論争が繰り広げられているこの問題。(うちの旦那調べ)

電子レンジでチンして一撃。
ミルトン漬けでじわじわ滅菌。
最近ではスチーム除菌という第三の選択肢も人気沸騰中。

どの方法にもメリットとデメリットがあり、育児系SNSや先輩ママ・パパの間では、「電子レンジで十分派」「ミルトン最強派」、そして最近急増中の「スチーム除菌推し」が三つ巴でひしめき合う、古豪である煮沸消毒を合わせると“W杯の死の組”を彷彿とさせる緊張状態です。(うちの旦那調べ。よく分からん)

しかし、世のママ・パパが知りたいのは“どれが正しいか”ではなく、“わが家にとってのベストはどれなのか”ではないでしょうか?

この記事では、「哺乳瓶消毒 電子レンジ vs ミルトン vs スチーム除菌」の3方式を、実際に使った経験とコスト試算に基づいて、ライフスタイル別の最適解を提案します!

結論はライフスタイルによって変化しますが、最も手軽で人気だった電子レンジ消毒は2025年12月現在“使用禁止”の動きもあり、実質的に「ミルトン(薬液消毒)」と「スチーム除菌」が首位争いを繰り広げる形になっています。

まずは“使用禁止”の動きがみられる「電子レンジ消毒」について確認してみましょう!!

“実質禁止”。各メーカー撤退の動きもある「電子レンジ消毒」

安価で手軽、使いたい時に即消毒が可能な「電子レンジ消毒」。少し前までは圧倒的な支持を集めていましたが、2025年12月現在、主要メーカーの推奨見直しにより状況は激変しています。

理由はシンプルで、次のような不確実性や事故リスクが顕在化したためです。

●加熱ムラによる消毒不足が発生しやすい
 機種やワット数の違い、庫内の状態(汚れなど)によって滅菌性能が安定しない
●衛生面の管理がユーザー側に依存
 庫内の汚れ・におい・油分の付着が、リスク要因として懸念される
●対応できない哺乳瓶素材・形状が存在し、事故リスクにつながる
 哺乳瓶の製品ごとに耐熱性基準にバラつきがあり破損事故、火災に発展した例もある
●海外メーカーを中心に推奨基準が変更に
 国際的な安全基準の見直しにより、電子レンジ方式の位置付けが相対的に低下

これらの理由から、電子レンジ消毒は「使用環境によって結果が安定しない方式」という評価が強まり、結果、電子レンジ消毒製品から大手メーカーが撤退する、または非推奨とする流れが生まれています。

つまり、電子レンジ消毒は、家庭環境や使い方次第で

  • 赤ちゃんの安全を守り切れない可能性がある(滅菌不完全リスク)
  • 電子レンジ本体の故障や、最悪の場合、発煙、発火、火災につながった事例もある

というリスクを孕んでおり、これらのリスクが使用者側に丸投げされている方式なんです。

長い間愛用されてきた消毒方法が、こんなリスクを孕んでいたのは結構ショック…。

あきたりょう
あきたりょう
ばた子
ばた子

滅菌不十分だと、赤ちゃんが下痢や嘔吐をしてしまったり、感染症にかかってしまうことの他にも、哺乳拒否(ミルクを飲まなくなる)ことにもつながるから、哺乳瓶の消毒は“確実”にできないとダメだよね。

比較前提

この記事では、先に紹介した電子レンジ消毒を除いた「煮沸消毒」「ミルトン(薬液消毒)」「スチーム除菌」の3つの方式を比較していきたいと思います。

スチーム除菌は人気の「ピジョン ポチット」の他、価格がやや安価で収納力が哺乳瓶プラス1つ分、換気機能も備えた注目のモデル「izxi(いつくし) 除菌乾燥機」を加えて、四つ巴での比較とします(コスト部門だけは都市ガス・電気とLPガスを分けるため五つ巴)。

コストなどを計算する上では、ガス代や電気代は地域や時期によって異なりますので、条件を統一するために次のような前提でシミュレーションしてみました。

比較根拠も気になるという方はご一読くださいませ💡

タップorクリックで開く👉️比較条件

⚖️比較条件

  • 期間:120日(4ヶ月)… 消毒が必要な平均的な期間
  • 頻度:1日4回
  • ガス代(都市ガス):160円/m³
  • ガス代(LPガス):500円/m³
  • 電気代:31円/kWh
  • ミルトンCP薬剤代:23円/錠 ※ネットでの最安値
  • 水道代:無視できるものとする(100ml~4000mlとどの方式も少量のため)
  • 初期投資:煮沸消毒0円、ミルトン2,650円(専用容器)、izxi12,980円、ポチット17,380円

※ガス代・水道代は2025年12月の全国平均を参考にしています。
※初期投資について:煮沸消毒は家に元々ある鍋を使うこととしています。ミルトン、izxi、ポチットはそれぞれ専用ガジェットを使用、価格は2025年12月8日時点での楽天市場での最安値を参考にしています。

🛠運用方法

煮沸消毒 毎回必要な時に、都度お湯を沸かして消毒を行う。
ミルトン 1日1回溶液を交換、錠剤は2錠使用する。
ポチット 1日1回まとめて消毒(600W)、その後45分乾燥モード(135W)。その後は容器に入れたまま放置。
izxi 同上(700W)、その後50分乾燥モード(200Wと仮定)、その後1時間毎に5分間換気(100Wと仮定)。

※スチーム除菌勢は「都度消毒」よりも「まとめて消毒」のほうがコストが安いためこちらを採用しました。
※izxiは独自機能として「自動換気機能」を備えており、せっかくなので使用した場合で比較しました。
※izxiは乾燥モード・換気モードの消費電力が明記されていませんでしたので、仕様が近い他社製品の数値を参考にそれぞれ200W、100Wとして仮定し、かかるコストをシミュレーションしました。

第1試合:コスト部門💸

120日(生後4ヶ月)使い続けた場合の総コストが最も少なかったのは「煮沸消毒(都市ガス・電気)」でした。LPガスの場合はガス代単価が高く1位とは大きく離される結果に。3位のミルトンはスチーム除菌の約半分のコストで済み、4位、5位には初期投資が大きいizxi、ピジョン ポチットが続く結果となりました。

順位方式120日総コスト1日換算備考
🥇1位煮沸(都市ガス・IH) 1,920円 16円圧倒的に安いが「時間と手間」という血税が発生
🥈2位煮沸(LPガス) 6,000円 50円LPガスでは煮沸消毒のメリットが薄い
🥉3位ミルトン 8,170円 68円意外にも安く済む◎
🎈4位izxi 15,328円 128円スチーム除菌は初期費用が高い
💸5位ポチット 18,203円 152円4ヶ月だと割高感あり

120日という短い期間で比較すると、やはり初期コストが高いスチーム除菌勢にとっては不利な戦いになりました。意外にもミルトンは1日あたりコーヒー1杯分よりも安く、コスト面では安定した結果を残せています。

第二子、第三子の予定もあるご家庭では、その分だけ消毒が必要な期間が伸びるので、消毒期間を240日、360日の場合もシミュレーションしてみましょう!

第2子想定・240日(約8ヶ月)に延長した結果…

方式240日総コスト1日換算備考
煮沸(都市ガス・IH) 3,840円 16円240日でもまだ強い
煮沸(LPガス) 12,000円 50円ミルトンとの差がほぼない
ミルトン 13,690円 57円安定してローコスト
izxi 17,675円 74円現実的なコストになってくる
ポチット 19,026円 79円この差は大きい?小さい?

第3子想定・360日(約12ヶ月)に延長した結果…

方式360日総コスト1日換算備考
煮沸(都市ガス・IH) 5,760円 16円依然首位キープ
煮沸(LPガス) 18,000円 50円ミルトンとの差がほぼない
ミルトン 19,210円 53円変わらぬ安定感
izxi 19,849円 55円ミルトンに迫る
ポチット 20,023円 56円ほぼ差なし!

第1試合総括:ミルトンが安定感。スチーム除菌勢は長期戦向き

コスト部門では都市ガス・IHの煮沸消毒がぶっちぎりという結果になりました。ただしその裏側には「時間と手間」という血税が発生しているため、1日あたり16円という数字以上に失うものがあり、たくさんの時短アイテムが出回る現代において現実的な選択肢とは言い難いです。

1人目育児だけを想定、または2人目以降は未定のご家庭では、ミルトンが最もバランスが良い選択肢と言えるでしょう。初期費用が小さく、ランニングコストも物価に左右されにくく安定しており、ロングセラーというブランド感も迷わず選べる安心感があります。特にLPガスの家庭では、煮沸に必要なガス代が跳ね上がるため、ミルトンの優位性はより明確になります。

一方で初期コストの高いスチーム除菌勢(izxi/ポチット)は、120日では割高に見えるものの、ランニングコスト(電気代)が他の選択肢よりも安いため、使用する期間が長ければ長いほど1日あたりのコストが下がっていく特徴があります。第2子、第3子までを見据えているご家庭では、むしろミルトンより“元が取れる”可能性があります。

ちなみに、最もコストが高かったピジョン ポチットが総コストで煮沸消毒に勝つには約1920日ほどかかります。5年と4ヶ月間毎日哺乳瓶を消毒し続けるか、16人目の子供の哺乳瓶消毒を終えたあたりでようやく煮沸消毒を倒せます。ギャグです。

ミルトンCPの錠剤は、定価で買うと奥さんに怒られ……結構高いので、楽天市場やYahoo!ショッピングのセール品を狙って、1錠あたり23~25円を目安に購入することを強く!!おすすめします!!買い過ぎて余らせても殺…もったいないので注意!!

あきたりょう
あきたりょう

第2試合:使いやすさ部門🔧

第2試合は使いやすさ部門工程工数その時間自動か手動か等をまとめ、総評していきたいと思います。

ミルトン(薬液消毒)の使いやすさ

1日1回の薬液作成+哺乳瓶はその都度洗って薬液に投入。

工程タイミング時間備考
薬液作成1日1回3~5分水を4L投入・錠剤を2錠投入・哺乳瓶を沈める・放置
哺乳瓶使用後、予洗い都度2~5分
哺乳瓶を沈める都度、放置10秒沈めたら放置でOK
消毒沈めっぱなしで放置1時間放置でOKだがストックの切れ目を作らないように注意
取り出し洗浄都度10~20秒この工程は省いてもOK。薬液のにおいや残液が気になる場合のみ
メンテナンス週1回程度2~3分容器の洗浄。水換えのタイミングでまとめてやってもOK

📝 総評:全体を通じて工数は少なく放置(自動)の工程も多い。が、消毒に1時間かかることからストックの切れ目がないようにしなければならず、「都度工程」が多いため「洗い物はまとめてやる派」にはストレス。毎回洗うのが苦にならない人にとっては、調乳→哺乳瓶洗う→薬液にドボン→放置→調乳…をルーティン化できるのでラク。夜間でも対応しやすい。

⚠️ 注意点:薬液にそもそも抵抗がある人は選択しづらい。また、洗い忘れ・漬け忘れをやると煮沸以外に選択肢がなくなる。夜間にこの事故が起こると最悪。乳首や哺乳瓶に空気が入らないように漬けないと消毒不足が起こる可能性も。「空気が入らないように漬けてね」と何度注意しても直らない旦那がいるという都市伝説も存在する。

ピジョン ポチット(スチーム除菌)の使いやすさ

洗浄した哺乳瓶を装置にセットしたら、後はボタンを押すだけでほぼ全自動。洗浄→除菌→乾燥→保管という一貫性が最大の武器。

※工程は「1日1回まとめて哺乳瓶を洗い、まとめて装置にセットし、必要な時に取り出して使う」という形を想定しています。

工程タイミング時間備考
使用した哺乳瓶の予洗い都度洗いでもまとめて洗ってもOK5~10分
哺乳瓶と部品を装置にセット1日1回2~4分まとめて5本まで可能
除菌(消毒)ボタン押すだけ12分除菌時間最速
乾燥ボタン押すだけ45分そのまま保管できる
メンテナンス2週間1~2回程度約50分半自動、最後に庫内の拭き取りが必要

📝 総評:除菌時間は最速。うっかり除菌を忘れたときのリカバリーは忙しい育児の中ではかなり心強い。工程は、実質「洗う」「セットする」のみ。時間にして7~15分ほどで1日分の”消毒済み哺乳瓶”を確保できるのは最強の時短アイテムと言って過言なし!

⚠️ 注意点:取り出すたびに除菌する必要はないが、感染症が流行している時や湿気の多い時期は半日に1回の“追い除菌”推奨。とはいえボタンを押すだけ。唯一「メンテナンスだけがやや面倒」という声が口コミでも多い。

izxi(いつくし)スチーム除菌乾燥機の使いやすさ

ピジョン ポチットと同じく除菌から保管までの一貫性が強み。独自の機能として1時間に1回、5分間自動で換気する機能があり、収納できる哺乳瓶の本数はポチット5に対して+1個の6本可能。

※工程は「1日1回まとめて哺乳瓶を洗い、まとめて装置にセットし、必要な時に取り出して使う」という形を想定しています。

工程タイミング時間備考
使用した哺乳瓶の予洗い都度洗いでもまとめて洗ってもOK5~10分
哺乳瓶と部品を装置にセット1日1回2~4分まとめて6本まで可能
除菌(消毒)ボタン押すだけ20分準速、忘れ対策としては…微妙
乾燥ボタン押すだけ50分そのまま保管できる
メンテナンス2週1~2回程度約50分半自動、最後に庫内の拭き取りが必要

📝 総評:ピジョン ポチットと似ていて、こちらも7~14分で消毒済み哺乳瓶を6本確保できる点が強み。izxiというブランドは医療用器具も手掛けており、衛生面への配慮として自動換気機能が付いているのは独自性◎。

⚠️ 注意点:除菌自体は20分かかるので、ミルトンと同じく「うっかり除菌忘れ」が無いように気をつけなければならない。煮沸よりは短時間なので除菌ボタンを押すことになるだろうが、赤ちゃんが20~30分泣いているとママの心がしぬ。

煮沸消毒

コストは最安だが、工数は最多。時間も最長。火傷も危険な修羅の道。

工程タイミング時間備考
使用した哺乳瓶の予洗い都度2~5分
鍋を出す都度10秒
水入れる都度20~30秒
沸騰させる都度6~8分火元から離れられない
消毒都度3~5分火元から離れられない
取り出す都度10~20秒火傷注意
冷却都度5~10分
片付け都度30秒

📝 総評:安いけど続けづらい。

⚠️ 注意点:続けづらい。

第2試合総括:ミルトンも好バランスだが「スチーム除菌勢」の時短効率が強い

第2試合の結果をまとめると、「ミルトンはバランス型、スチーム除菌勢は時短特化型」という構図になりました。

ミルトンは、1日1回の薬液作成さえしてしまえば、あとは「使ったら洗って漬ける」の繰り返しで完結。工程自体はシンプルで、夜間でも対応しやすく、薬液に抵抗がない人にとっては“迷わず続けられる手堅い方式”と言えるでしょう。

一方で、スチーム除菌勢(ポチット/izxi)は、「洗う→セット→ボタンを押す」だけで、その日の哺乳瓶ストックが丸ごと完成するのが最大の強みです。特に、まとめて5~6本を一気に消毒&乾燥できるため、「都度ミルトンに沈める」「その都度煮沸の準備をする」といった細かい手間から完全に解放されます。ワンオペ育児・共働き・上の子もいてバタバタしている家庭ほど、この“ボタン1回で終わる”メリットは圧倒的です。

煮沸消毒はというと、工程表を見てわかる通り、圧倒的に工数が多く、付きっきり時間も長い方式です。コスト部門では無類の強さを見せましたが、「鍋出す、水入れる、沸騰待つ、消毒、冷却、片付け」という流れを毎日続けるのは、寝不足と戦うママ・パパにとってはかなりの重荷になります。“気力と根性でねじ伏せる方式”であり、続けやすい方式とは言えません。

総合すると、使いやすさ部門の勝者は「スチーム除菌勢」。ポチットか、izxiかは甲乙つけ難いところですが、「うっかり忘れ」への高速リカバリーもできるポチットが僅差で勝利ということでどうでしょうか!

最終第3試合:衛生・安心部門

「除菌の確実性(ヒューマンエラー込み)」「再汚染のしにくさ」「心理的な安心感」、この3つの判断軸から各方式を評価してみます!

ミルトン(薬液消毒)の安心ポイント

👍 良いところ

  • 実績バツグン:産院・保育現場でも長年採用=迷わず選べる安心感
  • ミスしにくい:「希釈→沈める→放置」単純作業で完結
  • 低温での消毒:煮沸やスチームと違い火傷リスクや「兄姉のイタズラリスク」が低い
  • 夜間に強い:寝ぼけていても事故りにくい

⚠️ 気になるところ

  • 薬液への心理的抵抗:「洗い流さなくて大丈夫?」問題は永遠のテーマ
  • 浮いたらアウト問題:哺乳瓶のパーツが沈んでいないと消毒不足の可能性
  • ストック管理が必要:錠剤を切らさないように買い足す必要あり

📝 総評

ブランドが証明する確実に消毒できる安心感、迷わず続けられる手軽さは、はじめての育児でも頼りになる存在です。

スチーム除菌「ピジョン ポチット」&「izxi」の安心ポイント

👍 良いところ

  • 除菌~保管までが一体化:再汚染リスクが最も低い運用ができる
  • 再現性が高い:ヒューマンエラーがほぼ発生しない
  • 菌の繁殖を防ぎやすい:湿気・ホコリ問題に強い
  • izxiは自動換気付き:長時間保管でも衛生環境キープが可能

⚠️ 気になるところ

  • 本体のメンテをサボると逆効果:内部の水垢・カビが敵になる可能性も
  • 停電や故障などに弱い:機械なので電気に依存
  • 初期費用が高い:導入に勇気がいる

📝 総評

除菌の速さだけでなく、その後の乾燥や保管まで衛生環境を整えてくれるので、日々の不安をまるっと無くしてくれます。

煮沸消毒の安心ポイント

👍 良いところ

  • 理論上の除菌力は最強:100℃の熱でしっかり殺菌でき、仕組みそのものは非常にシンプル
  • 薬剤不要:成分残りやニオイの不安ゼロ。気持ちの抵抗が一切ない方式

⚠️ 気になるところ

  • 再汚染リスクが高い:冷ましている間に台所まわりの菌・ホコリ・布巾に触れてしまう可能性
  • ヒューマンエラーが起こりやすい:沸騰時間が短い/部品の入れ忘れ/浅く浸かっていた等の事故

📝 総評

加熱による除菌効果は非常に高いですが、冷ます、乾かすといった工程で再汚染のリスクが無視できません。理論上は強力でも、衛生状態を確実に保つという意味では不安が残る方式だと感じます。

第3試合総括:衛生面ではスチーム除菌が頭一つ分のリード

衛生・安心部門では、煮沸消毒は除菌性能こそ高いものの、冷却や乾燥の工程で再汚染が発生しやすく、ヒューマンエラーも起こりやすいことから脱落とします。ミルトン・スチーム除菌はどちらも高い安心感がありますが、

  • ノロウイルスなど一部のウイルスに対する効果が限定的であること
  • 薬剤への心理的抵抗を克服できない人もいること

この2点から、ミルトン(薬液消毒)よりもスチーム除菌のほうが衛生面での強みがあります。保管に関してはミルトンもスチーム除菌もホコリの影響を受けにくい構造になっており横並びですが、izxi スチーム除菌乾燥機は庫内の換気機能も備えていることを考えると、ピジョン ポチットよりも更に一歩のリードがあると言って良いでしょう!

とはいえピジョン ポチットも、ミルトンも衛生面については最大限に配慮されており、どれも高い安心感を発揮します。どれを選んでも大きな失敗にはならない点については強調しておきたいところです。

試合結果!!ビギナーズノート流、優勝は…

3試合の総合点(※付けてない)と、ばた子とあきたりょうの感性と価値観と独断と偏見を混ぜた結果…

優勝に輝いたのは「ピジョン ポチット」です!!🎉🎊㊗️🎊🎉(茶番劇ですみません!)

予洗いとポジションセットさえしてしまえば、除菌→乾燥→保管までを全自動で完結できる一貫性と、スチーム除菌による効果の確実性は無論高評価。izxiよりも1回の消毒にかかる時間が短く、「うっかり消毒忘れ」も素早くリカバリーすることができます。初期コストの高さこそ気になりますが、第2子以降での運用で回収できる可能性や、何より「無限タスク地獄」とも言える育児の中でこれだけの時短と思考の放棄が実現されるのは、十分“投資に値する神器"だと思います。

一方で同じスチーム除菌乾燥機である「izxi スチーム除菌乾燥機」は準優勝。初期コストの低さ、収納本数が+1本、自動換気機能、生活感の出にくいデザインなど、ピジョン ポチットよりも優れた点は複数あるものの、「うっかり消毒忘れ」のリカバリーが20分かかるというのは育児現場を想像すると手痛い部分だと思いました。

※もし「哺乳瓶1本なら10分で消毒可」になれば順位は逆転します。取扱説明書が公開されておらず、「おこのみ除菌コース」の全容が不明なため以上のような順位としました。「おこのみ除菌コース」の公式仕様情報をお持ちの方がいらっしゃればぜひ情報提供をお願いします!

3位はミルトン(薬液消毒)。実績と確実性は揺るぎない信頼感があり、「迷ったらとりあえずコレ」と自信をもって勧められる方式です。うっかり消毒忘れを単独でリカバリーできない点、ストック管理が苦手な人への適性、薬液消毒に心理的な抵抗を感じる人が一定数いることを考慮して、惜しくも3位という結果に。

煮沸消毒は第2試合途中から脱落。コスト部門ではぶっちぎりの性能を発揮していましたが、再汚染リスク、ヒューマンエラーの起こりやすさ、火元から離れられない煩わしさなどが単独で克服できないため、「現場で安心して無理なく続けられる方式」という今回の評価軸では競争圏外となりました。

🏆 最終順位まとめ 🏆

順位方式ポイント
🥇1位ピジョン ポチット除菌~保管まで全自動、単独リカバリー。
🥈2位izxi スチーム除菌乾燥機リーズナブルな価格設定、堅牢な衛生環境キープ力。
🥉3位ミルトン(薬液消毒)実績と低コストの安定感。ただし薬液への抵抗感が分かれ目
圏外煮沸消毒現代の育児現場に合っていない

衛生・時短・安心の3つを最もラクにクリアできるのは「スチーム除菌」。特にピジョン ポチットは忙しい育児現場のストレスをごっそり減らしてくれる頼れるアイテムです。

izxiはポチットに比べて初期コストが安く、衛生環境のキープ力はポチットを上回る能力を持っています。薬液には抵抗があるけど、ポチットは高すぎる!という人にはうってつけの選択肢になるでしょう。

低コストが優先の家庭ではミルトンが鉄板。産院や保育現場で採用され続けた実績は、安心の選択肢と言えます。

どの方法を選んでも、赤ちゃんのために悩んだ時間は全部"やさしさ"です。心が折れそうになる瞬間も来るかもしれませんが、今日のあなたの選択がほんの少しでもあなた自身をラクにして、赤ちゃんへの愛情がほんの少しでも増えますように!一緒に頑張りましょう♪

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あきたりょう|1歳娘のポンコツ父ちゃん×潰瘍性大腸炎

1歳娘のポンコツ父ちゃん👶🔰|ENTJ-A|塾講師歴10年📚今は普通の会社員|💊潰瘍性大腸炎(全大腸炎型中等症)|海釣りキャンプDIY|📖blog闘病体験日記や趣味のこと、教育のことを備忘録として書いてます|無言フォロー、突然のコメントご容赦下さい🙇

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