【2026年版】アジング・メバリング用ワームのカラーの選び方|誤解されがちなカラーの本質とは

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アジング・メバリング用ワームのカラーの選び方記事のサムネイル

「ワームは何色が釣れる?」で迷ったら、“色相”ではなく水中での視認特性(光り方)で選ぶのが近道。反射・透過・グロー・ケイムラを軸に、アジング/メバリングの使いどころを整理します。

あきたりょう
あきたりょう

この記事はこんな人におすすめ

✅ ワームカラーを感覚で選んでいて、毎回迷う
✅ クリア/チャート/ピンク等の「使いどころ」を理屈で整理したい
✅ アジング・メバリングのカラーローテに再現性がほしい

【この記事の結論】

アジング・メバリング用ワームのカラーは、色相だけでなく「視認特性(光り方)」にも注目しましょう!例えば、同じ「チャート」でも「グローチャート」と「クリアチャート」では目立ち方や役割が全く逆になります。この記事ではその理屈から、おすすめの色相×光り方の組み合わせを紹介しています!

ビギナーズノート
ビギナーズノート

ワームのカラーは「色相」と「視認特性(光り方)」を組み合わせる

ワームのカラー選びというと、「結局、何色が釣れるの?」という話になりがちです。

クリアが定番とか、ピンクが強いとか、チャートは濁りに効くとか。
これらは決して間違いではありません。

ただ、少し視点を変えてみると、ワームのカラーは「色相(赤・青・緑といった色そのもの)」で選ぶというより、水中でどう見えるか、どんな"光り方"をするかで選ぶ方が、ずっと整理しやすくなります。

そもそも魚やイカは"色盲"、"色弱"が多いらしい

魚やイカがルアーを認識する時、人間のように色相をフルカラーで認識しているわけではありません。多くの水生生物は色相の識別能力が限定的で、いわゆる"色盲に近い視覚"だと言われています。

※アジは波長450~560nm(紫・青・緑・黄緑・黄)が最も見えやすいことが生理学にてほぼ確定しています。メバルはそれに加えて暗視スコープのような性能の目を持ち、色相よりも輝度コントラストと輪郭エッジの検出が得意です。

人間の色相感覚と光の波長のサンプル図
人間の色覚は基本フルカラー
魚やイカが認識していると考えられる色相範囲を示した図
魚やイカにはこんな風に見えている…かも?

ではカラーは釣りに無関係か?

では、紫・青・緑以外の色は意味がないかと言うと、それは間違いです。魚やイカは、ルアーの"色相"を認識できない分、それ以外の光学的視認特性を頼りに、エサなのかどうかを"見て"います。

  • 光をどれくらい反射するか = 小魚によるフラッシング
  • どれくらい透過して見えるか = 稚魚・幼生は透けているものが多い
  • 自ら発光しているか = 自己発光する生物や、紫外線を受けて発光するベイトもいる

魚たちは、こういった光の強度や輪郭の情報などの視認特性、もっと噛み砕いて言えば「光り方」と呼べる部分を用いて、無害なもの(仲間やエサ)と有害なもの(外敵)を見分けています。

「視認特性(光り方)」と「カラー」を組み合わせると何が起こるか

実際に、近年各メーカーは、カラーそのものよりも光り方を重視した、強力な実釣ルアーをこぞって開発しています。

  • フラッシング
    例:シマノ フラッシュブースト
  • グローカラー
    例:ヤマシタ 490グロー
  • UV発光(ケイムラ)
    例:コアマン アルカリシャッド(VJ用のワーム)

このように、「色そのもの」よりも、どう光って、どう目立つかに重点を置いた設計のものが増えてきています。

アオリイカにUV紫が効く、メバルやアジにクリアが強い、といった定説も、突き詰めれば「その色相が見えている」というよりも「その光り方が水中でちょうど良く認識されている」という説明のほうがしっくりきます。

いわゆる「赤・青・黄色」といったカラーというのは、単体では人間が便宜上そう呼んでいるに過ぎません。それよりも大切なのは、上記のような「光り方」と「カラー」が組み合わさって、水中で目立つのか溶け込むのかまたはその中間なのかということです。

じゃあ「カラー選び」はどう考えるべきか?

例えば、同じケイムラでも、

  • ケイムラ × 紫 = めっちゃ目立つ
  • ケイムラ × 緑 = 自然な存在感

のように、潮色や魚種によっても変わるものの、視認特性(光り方)とカラーの組み合わせによって、ルアーの存在感を変えることができます。

私たち釣り人が考えるべきなのは、

  • 目立たせたいのか
  • できるだけ溶け込ませたいのか
  • その中間か

であり、その日の水色・光量・天候・時間帯、そして魚の活性を観察しながら「どのワームを投げるか」を現場で判断するわけです。これは運や好みの話ではない、釣果に直結する「考え方」という技術、"釣り人のウデ"です。

次セクションでは、現代のソルトゲームで主流となった、ワームのカラー選びの土台にもなる4つの光学的視認特性(光り方)について簡潔に解説していきます。

押さえておきたい視認特性|反射・透過・グロー・ケイムラ

反射|鱗のフラッシングや小さな生き物のチラつきを再現

✅️ 何が起きているか
 表面で光を跳ね返すことで、小魚などの鱗の明滅、生き物のチラツキを再現している

✅️ どう見えているか
 「キラッ、キラッ」
 視認性は高いが、瞬間的。

✅️ 違和感の度合い
 低~中程度
 自然に極めて近い光り方なので、活性が高い時は強いトリガーになる。

🎣 「反射」を強く意識したルアーの例:

  • シマノ フラッシュブーストシリーズ、狂鱗シリーズ
  • ダイワ レーザーインパクトシリーズ
  • エギ王SEARCHシリーズ
  • 他ルアー表面の"ホログラム加工"や、ブレードベイトなど

クリア|シルエットを自然にバグらせる

✅️ 何が起きているか
 光を通すことで輪郭をぼやけさせ、背景とのコントラストが付きにくくなる

✅️ どう見えているか
 はっきりとした「物体」ではなく、水の中に溶け込んだ“かたまって動く影"
 視認性は低いが、カラーとの組み合わせで調整できる面白さがある。

✅️ 違和感の度合い
 クリア単体では極めて小さい
 組み合わせるカラー次第では、中程度まで増える。

🎣 「透過」を強く意識したルアーの例:

  • ワーム全般
  • メバリング用プラグ
  • ルアー全般 クリアカラー

グロー|光を蓄えて自ら光る

✅️ 何が起きているか
 光を蓄えて、暗所で自ら発光し、周囲より明るい点光源になる。

✅️ どう見えているか
 「暗闇の中に浮かぶ発光体」として非常に強い視認性がある。
 青白、緑白、赤白に光るものがあり、前者ほど視認性があり存在感が強い。

✅️ 違和感の度合い
 中~非常に強い
 UVライトやヘッドライトで意図的に蓄光させるのは逆効果。
 ルアーの一部だけを発光させて過剰なアピールを抑制したモデルも登場。

🎣 「グロー」を強く意識したルアーの例:

  • ヤマシタ エギ王シリーズ 490グロー
  • ワーム全般
  • バイトマーカーとしての活用

ケイムラ(UV発光)|紫外線を受けて発光

✅️ 何が起きているか
 紫外線を可視光に変換して発光している(自発光ではない)。

✅️ どう見えているか
 人間にとっては地味だが、魚には「輪郭が一段浮いて強調」されて見える。
 紫外線を受けないと発光しないので、夜は白色常夜灯直下でもない限り無意味。

✅️ 違和感の度合い
 低~中程度。自然界に存在する波長の光で、UV発光の表皮をもつ生物も多い。
 存在感はあるのに、不自然すぎない絶妙なポジション。

🎣 「ケイムラ」を強く意識したルアーの例:

  • コアマン アルカリシャッド、アルカリ(VJシリーズ専用ワーム)
  • ヤマシタ エギ王シリーズ ネオンブライト
  • メジャークラフト ジグパラシリーズ

ここまでの要点まとめ|カラーと光り方を組み合わせて…

カラーは「色相そのもの」で選ぶものではなく、

色相 × 光り方="発色" で選ぶ

と考えるのが基本です。その上で、現場で「どのワームを投げるか」は、

  1. 水質・光量・天候・時間帯から
     👉️ 今の状況は、どの"発色"が目立つのか、溶け込むのかを判断する
  2. 魚の活性から
     👉️ 今は「強い存在感で気付かせたいのか」「違和感なく食わせたいのか」を考える

この2つを組み合わせることで、釣れる可能性を少しでも高める選択肢を、感覚ではなく理屈で絞り込めるようになります。

要するに、何色か?どう光るか?ではなく、「どう見せたいか?から逆算して」選ぶ。これに再現性が加わると、そのフィールドに合わせたあなただけのカラーローテーションメソッドが完成します。

次セクションでは、どんな発色が目立つ/溶け込むのかを、状況別に整理していきます。
実際のワームカラー選びの参考にしてください。

カラー別の特徴とアジング・メバリングでの使いどころ

ホワイト系|あらゆるルアーの基本色の1つ

✅️ おすすめの発色組み合わせ「クリア×ホワイト」

✔ シラスなど稚魚類を模したアジ・メバルの基本色

アジングおすすめ度 ★★★
メバリングおすすめ度 ★★★

エサを直接模しているので、安定した光量がある場所では自然なアピール。ラメや点グローとの組み合わせも強い。濁りは天敵。

この発色を再現できるおすすめワーム

✅️ おすすめの発色組み合わせ「UV×クリア×ホワイト」

✔ クリアホワイトの輪郭強調版で自然なアピール力UP

アジングおすすめ度 ★★★
メバリングおすすめ度 ★★★

日中・マズメ時・常夜灯下など安定した光量がある場所で、紫外線を受けて青白く発色し、ナチュラルにアピールできる。ラメや点グローとの組み合わせも盛りだくさんで強い。でもやっぱり濁りは苦手。

この発色を再現できるおすすめワーム

✅️ おすすめの発色組み合わせ「グロー×ホワイト」

✔ 濁り潮+ローライトでもしっかり気付かせられる膨張系アピール

アジングおすすめ度 ★★
メバリングおすすめ度 ★★

膨張色×ぼんやり発光でシルエットが大きく見え、発光源として濁りの中でも存在感を出せる。月夜にもおすすめだが、常夜灯下では不自然なほど目立つ。

この発色を再現できるおすすめワーム

ブルー・グリーン系|自然界にも存在するナチュラルカラー

✅️ おすすめの発色組み合わせ「ケイムラ×ブルー/グリーン」

✔ 自然界にも存在する色相も輪郭も視認性抜群のアピールカラー

アジングおすすめ度 ★★★
メバリングおすすめ度 ★★★

自然界にも多く存在する青~緑はアジ・メバルにとって視認しやすい波長。ケイムラと組み合わさってシルエットもはっきり見え、澄み潮なら昼夜の光量を問わず高い視認性。しかもナチュラルカラーなので、最初の1投におすすめ。

この発色を再現できるおすすめワーム

✅️ おすすめの発色組み合わせ「クリア×ブルー/グリーン」

✔ ケイムラ×ブルグリのアピール力を1段下げた澄み潮のバランサー

アジングおすすめ度 ★★★
メバリングおすすめ度 ★★

魚にとって視認しやすい青、緑と、シルエットがぼやけるクリアの組み合わせ。潮色に馴染んで溶け込むので違和感がとても少ないが、クリアなので濁りに弱い。

この発色を再現できるおすすめワーム

レッド・オレンジ系|マズメやローライトで活躍する暗色

✅️ おすすめの発色組み合わせ「反射×オレンジ/レッド」
※ゴールドのことですが、ここでは「光沢のあるオレンジ/レッド」というイメージです。

✔ 光沢がマズメや常夜灯の少ない光量を効率的に反射

アジングおすすめ度 ★★★
メバリングおすすめ度 ★

言わずと知れたマズメカラー。夕朝焼けのスペクトル分布と輝度コントラストにより、マズメ時に水中での視認性が高くなる。オレンジ色の常夜灯下でも同じ理屈で強アピール。常夜灯下の警戒心強めのメバルには逆効果かも。

この発色を再現できるおすすめワーム

✅️ おすすめの発色組み合わせ「グロー×オレンジ/レッド」

✔ 光×影の組み合わせで影が強調される

アジングおすすめ度 ★★
メバリングおすすめ度 ★★★

魚類に見えづらい赤系と、グローによる自発光のコントラスト対比で視認性が強調される。下からワームを見上げる体勢になりやすいメバルには特に効果的で、濁りにも強い組み合わせ。

この発色を再現できるおすすめワーム

チャート系|濁り潮に強いアピールカラー

✅️ おすすめの発色組み合わせ「クリア×チャート」

✔ 最も見えやすい黄色と透過による光量ムラがアジングに相性抜群

アジングおすすめ度 ★★★
メバリングおすすめ度 ★

チャートは、アジ・メバルにとって非常に明るく見える色域のひとつ。アジは光量のムラに敏感なためクリアチャートはアピール力が抜群に高い。濁りに強い。メバルは次項のグローチャートのほうが良い。

この発色を再現できるおすすめワーム

✅️ おすすめの発色組み合わせ「グロー×チャート」

✔ 濁り潮で一番目立つ組み合わせ。手っ取り早く気づいてほしい時に。

アジングおすすめ度 ★
メバリングおすすめ度 ★★★

濁り潮でも魚の視覚にしっかりと入る頼もしい組み合わせ。澄み潮では"悪目立ち"する。視認性は抜群なので、活性が高ければ食いは良い。

この発色を再現できるおすすめワーム

ピンク・パープル系|ナイトゲームで必須のアピールカラー

✅️ おすすめの発色組み合わせ「クリア×ピンク/パープル」

✔ オキアミなどの大きめのアミや、アミの塊の色味そのもの。

アジングおすすめ度 ★★★
メバリングおすすめ度 ★★

成長して大きくなったアミ系ベイトの色味そのもの。とても自然な反面アピール力があるが、クリアはやはり濁りに弱い。点グローと相性良好。

この発色を再現できるおすすめワーム

✅️ おすすめの発色組み合わせ「グロー×ピンク/パープル」

✔ 濁り潮の二番手。ナチュラルさを残したアピールカラー

アジングおすすめ度 ★
メバリングおすすめ度 ★★★

濁り潮で程よく目立ちつつ、グローホワイトほど膨張しないシャキッとしたシルエット。深場のローライトも得意。澄み潮ではそこそこ目立つ。

この発色を再現できるおすすめワーム

まとめ:カラーローテーションで釣果を最大化せよ!

釣れるワームでも、同じポイントで使い倒していれば魚は必ずスレます。「違うエサが来た!」と思わせられるよう、カラーを適度にローテーションしながら、都度最適解を見つけることが釣果を伸ばすコツです。

  • クリア × チャートグロー × ケイムラグリーン … 夜中
  • オレンジ × ケイムラピンク × ブラック … 常夜灯や月明かり
  • 強反射ホワイト × ケイムラブルー × ピンクグロー … マズメ時
  • ケイムラクリア × ケイムラパープル × チャートグロー … 日中

こんな風に自分なりの組み合わせメソッドを持っておくことで、現場でも迷わずにカラーを選ぶことができます。

その日の潮の色や、地域によってターゲットに好まれるカラーは違うので、この記事で学んだ基準を固定観念にせず、まずはいろいろ試してみることをおすすめします!

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