ヤリイカが釣れるおすすめエギカラー|エギング上級者が実践するカラーローテの本質

2026年1月23日秋田エギング釣行記,秋田 釣り備忘録|シーバス・エギング・ライトゲーム etc

エギ選び入門、ヤリイカエギングでのカラーローテーションの考え方記事のサムネイル

ヤリイカエギングで「結局どのカラーが釣れるの?」と迷う人へ。上級者が実践するカラーローテーションの理屈と、おすすめエギカラーの組み合わせを、再現性という視点から解説します。

あきたりょう
あきたりょう

この記事はこんな人におすすめ

✅️ ヤリイカで「結局何色?」と毎回エギカラー迷子になる人

✅️ カラーローテの意味を感覚じゃなく理屈で理解したい人

✅️ ヤリイカエギングで手っ取り早く釣れるおすすめエギカラーを知りたい人

【この記事の結論】

上級者ほどエギカラーを次々と変えているのをよく目にします。その理由は「アタリカラー探し」に留まらず「再現性を得るための対照実験」です。この記事では、ヤリイカエギングでおすすめのエギとカラーの組み合わせと共に、「上級者がカラーを変える時何を考えているのか?」をまとめました。

ビギナーズノート
ビギナーズノート

エギング上級者のエギケースの中身をチラ見してみた

秋田で、秋イカのみならず春の親イカもそして冬のヤリイカも安定して釣り続けている「エギング上級者」の友人がいます。年間を通してエギングをやり込み、サイズも数も結果を出している本物のエギンガー…。

先日、その友人のエギケースを見せてもらうと、「カラフルさ」ではなく「整っている」という印象を受けました。

その「整い」の正体は、「同タイプのエギ×3~4色」という揃え方のルールにありました。

彼の3.0号用ケースの場合はこう👇️

  • エギ王K 4色
  • エギ王K シャロー 4色
  • エギ王K スーパーシャロー 3色
  • エギ王SEARCH 3色
  • セフィアクリンチ フラッシュブースト 3色
  • エメラルダスステイ 3色

沈下速度と姿勢(=エギのタイプ)ごとに最低3色、多くて4色。こういうルール付けをしてエギケースを構成していました

理由を聞くと、答えは2つ。
1つ目は、「ルールを決めておかないと買いすぎるから(笑)」。

そして2つ目が本質でした。

「カラーローテーションで迷わないようにするため」

エギング歴10年以上の彼によれば、現場に持って行く色は3~4色に絞り、その他のアクションや沈下速度は揃えて色だけを入れ替えていくのが、その日の活性を見極めるのに一番手っ取り早いんだとか。

(ちなみに、エギケースならぬエギ段ボールには、未開封の予備エギがたくさん入ってました。買いすぎないためのルールとは何だったのか……???)

ヤマリアエギングマイスターの川上英佑氏も繰り返し語る「カラーローテーション」という考え方。
なぜ上級者は、同じエギを色違いで揃えるのか。
なぜ"釣れた色"に固執せず、あえて色を回すのか。

「釣れた」から「釣った」と言える、エギカラーの考え方を整理してみたいと思います。

カラーローテーションとは?上級者はなぜ同じエギを複数カラー揃える?

「本日のアタリカラー」を探している

イカに限らず、ルアー釣りにはその日その場で反応が集中する、いわゆる「アタリカラー」があります。カラーローテーションは、これを探し当てるために行うというのが一般論です。

  • 光量(太陽光、月明かり、常夜灯、水深による光の届き方)
  • 潮の色(澄み潮、濁り潮、また"何色の濁り"か)

これらによって、選択したエギが「目立つ色」になるのか「溶け込む色」になるのかは変わってきます。

さらに、その日のイカの活性によっても

  • 今日は目立つ色に反応するのか
  • ナチュラルに溶け込む色に反応するのか

が変わるのもまた厄介なところ。光量や水色ならある程度予想や絞り込みができますが、イカの活性は、実際に投げてアタリが出るまで分かりません。

だからこそ、その日その場所の「アタリカラー」を探すために、色を入れ替えながら反応を確かめる。

これがカラーローテーションの第一段階。ここまでは多くのアングラーが感覚的にも理解している、"基本中の基本"の考え方です。

上級者が探しているのは「再現性」

上級者にとってのカラーローテーションは、単なる「アタリカラー探し」ではなく、再現性を得るための対照実験です。

上級者はここまで考えている(タップで開く)

例えばこんな感じ👇️

対照実験1~3投目4~6投目7~9投目
アクション3ジャーク3ジャーク3ジャーク
フォール3秒/m3秒/m3秒/m
カラーピンクオレンジケイムラ
結果反応なし反応なしアタリあり
“乗せアクション"にチェンジ

こうして「今日はケイムラだけ明確に触ってきた」という結果が出たら、次に考えるのはこうです。

✅️ その日の条件をセットでストックする

単に「アタリカラーはケイムラ」で終わらせず、

  • 光量はどのくらいだったか(例:曇っていたか、常夜灯はあったか等)
  • 澄み潮か、濁り潮か(水色)
  • 潮位はどうだったか

こういった「他の情報」とセットで記憶しておきます。

そして別の日、光量・水色・潮位などの情報が似た状況に同じカラーでアタリがあれば「再現性」として回収し、「この条件で効く色はケイムラ」と自分の中にストック。これを繰り返すことで、

❌️ 「1投目はコレ」と決めたカラーからルーティンのように一通り投げる
⭕️ 「この状況ならコレ」からスタートすることで釣果に最短で辿り着く

ことができます。特に、初めてエントリーする場所でこの考え方は非常に効果的で、「地形も何もわからん、でもこの光量と水色だから、この色ならイカによく見えるはず」という仮説を立ててプレイングできるのは大きいですね。

✅️ なぜアクションや沈下速度ではなくカラーを最初に変えるのか?

アクションや沈下速度、またエギごとのフォール姿勢も、エギングにおいては重要な要素です。でも、上級者がまずカラーから変えるのはなぜなのでしょうか?

答えは「そもそもイカに見えているかどうか」を最優先で確認するためです。

イカの捕食行動において、その視覚は波動よりも大きな役割を果たしていると言われています。

アクションやフォール姿勢・速度を変えても、視覚に訴える"カラー"がその日の光量と水色に合っていなければ、

  • 見えてないから追ってこない
  • 見えてないから触ってこない
  • というか存在に気付かれていない

という状態のまま、時間だけが過ぎていきます。

釣る側の目線では、カラーを変えて「追ってきた」「触った」という反応が出て初めて、「この場所にはイカがいる」という判断ができ、アクション等の調節はそれからでないと意味がありません。

今投げているエギカラーに、「100%存在に気づいて貰えている」という絶対の自信がない限りは、

  • 場所
  • その日の光量
  • その日の濁り具合

これらに合わせた、イカにとって最も見えやすく、おいしそうに見えるエギカラーを選択し続けることによって、最短距離で釣果に辿り着く。

これが、上級者によるカラーローテーションの本質です。

▼よく分からんという人、メンドクセェって人はこちらで「ヤリイカエギングにおすすめのとりあえず釣れるエギとおすすめカラー」を紹介しています!

ヤリイカエギングで揃えるべきエギとカラーのおすすめ組み合わせ

エギ王SEARCH|ハロハロアイシー×ブルームピンキー×ヨナヨナグロー

ヤリイカは12~4月頃の時期に、産卵のために水深のあるエリアを回遊しています。その群れの規模は、大きいものだと数百匹単位になることも。

まずは気づいてもらうことが重要になるヤリイカエギングでは、ラトル入りモデルやフラッシングの効いたエギが効果的になります。

エギ王SEARCHシリーズは、高活性のアオリイカを効率よく見つけていくことに特化した平打ちアクション+フラッシングが得意なモデル。また、同じヤマシタのシリーズと比べると沈下速度が少しだけ速いことも、水深のあるエリアを探るのに適したものになっています。

🦑 ヤリイカエギングにおすすめのカラー組み合わせ

  • ハロハロアイシー … 銀ホロフラッシング+ネオンブライトで光量のあるエリアではナチュラル寄りの高アピール
  • ブルームピンキー … ピンク+ネオンブライトでローライトコンディションに対応。
  • ヨナヨナグロー … ヤリイカが視認しやすい490グロー+銀ホロフラッシング。暗所でも存在をアピール。

セフィアクリンチ フラッシュブースト|Fキンアジ×Fケイムラエビ×オレンジブルーG

ヤリイカの潜行レンジは基本的に中層~ボトム。常夜灯などの光が直接当たる深さにはなかなか出てきません。

冬場の日本海側は潮流が速すぎる日も多く、中層よりも深い場所をいかに上手に探っていくかが重要なカギになります。そこでおすすめしたいのがシマノ セフィアクリンチ フラッシュブースト。ボトムまで沈めたら、下手にアクションせずに止めておいても、内部の反射板が常にヤリイカを誘い続けます。

🦑 ヤリイカエギングにおすすめのカラー組み合わせ

  • Fキンアジ … 夕マズメなど光量がある状況では効果抜群
  • Fケイムラエビ … 月夜のナイトゲームの基本カラー
  • オレンジブルーG … 真っ暗でグローと反射板が相乗効果を発揮

エメラルダスステイ|ボーンイエロー×グルクンナイト×ブラックエビ

ダイワの傑作エギの1つ、エメラルダス ステイ。春、秋のアオリイカでも間違いなく活躍するので、持っていない人は買っておいたほうが良いです!

結局アオリイカもヤリイカもフォール中に触ってくることが多いのがエギングの常。ステイはぷっくりとしたボディが水を嚙み、ゆっくりと安定した姿勢でフォールしてくれるため、ヤリイカエギングに留まらず様々なところで活躍してくれます。

ヤリイカは夜行性のためエギングで狙うには夕まずめ~夜中が王道。夜を意識したカラーを選ぶのがポイントです。

🦑 ヤリイカエギングにおすすめのカラー組み合わせ

  • 抱卵クルマエビ … エメラルダス ステイの基本カラー
  • ケイムラグレーエビ … ケイムラで少ない光量でも存在感を発揮
  • 夜光グルクンナイト … 光の届きにくいところでグロー発光が役に立つ

イージーQ キャスト喰わせ|リアルイソスジエビ×ケイムラレッドイソスジ×夜光マーブルピンク

ヤリイカは、アオリイカよりも甲殻類を好む傾向が強いため、甲殻類を意識したエギとしてデュエル イージーQシリーズがおすすめ。フォール姿勢の安定を取るならキャスト 喰わせ、キレのあるダートアクションで気付かせたいならダートマスターも良いでしょう。

ラトルありモデルなら、視認性の高さとの相乗効果によりヤリイカに"気付かせる"能力は申し分無し。ラトルなしでも、波打った形状のボディがフォール中もナチュラルな波動を演出し、違和感を感じさせることなくヤリイカを誘います。

すごく虫っぽい見た目。

🦑 ヤリイカエギングにおすすめのカラー組み合わせ

  • リアルイソスジエビ … ナチュラルな甲殻類。存在感もそこそこ。
  • ケイムラレッドイソスジ … マズメ時・深場どちらも得意。
  • ブルー夜光マーブルピンク … 光量の少ない夜でも存在感抜群。アオリイカにもおすすめ。

まとめ:エギを揃えて、投げて、釣れぇ!!!

ヤリイカエギングでエギを色違いで揃えるのは、気分や雰囲気ではなく"反応の差を切り分けるため"です。アクションや沈下速度を揃え、色だけを変えて反応を比較すれば、その日のアタリカラーにも早く辿り着けます。

さらに上級者は、光量・水色・潮位などの条件とセットで記憶し、別の日にも当たるか検証して「このこの条件ならこの色」という引き出しをストックしています。

この考え方自体は、アオリイカエギングにもそのまま流用が可能。アオリイカもやる人にとってはより失敗しにくい選択肢です。ヤリイカエギングでエギカラーに迷ったら、まずは今回紹介した3色セットから試してみてください。

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