【2025年最新】アルポットの欠点を正直レビュー|メリット・口コミも解説


・アルポットを買うか迷っている
・アルポットの利点と欠点を知りたい
・アルポットの口コミ収集中
・アルポットの利点は「低コスト」「低燃費」「豊富な用途(単独で沸かす・煮る・炊く・焼く・蒸す等ほぼすべての調理ができる)」「火力安定」「防災利用◎」
・アルポットの欠点は「デカい」「お湯を沸かすだけなら他製品の方が使い勝手が良い」「キャッチフレーズがちょっとダサい」

アルポットとは?基本スペックと特徴
アルポットの仕組みと歴史
アルポットは、アルコール燃料を使って「沸かす」「煮る」「炊く」「焼く」「蒸す」といったほぼすべての調理をこなせる万能調理器具です。見た目は一見するとシンプルな筒状のバーナーですが、中にはアルコール燃焼器と調理台が一体化しており、安定した火力を長時間維持できるのが特徴。また、風や低温環境下にも強くアウトドアギアとして非常に人気があります。
誕生から数十年の歴史があり、実は一部のキャンパーや釣り人、防災マニアから「知る人ぞ知る名品」と認識されているそう。また、最大手釣り具メーカー「ダイワ」とのコラボモデルも発売されており、ダイワファンにとっては“ロゴが嬉しいアイテム”としても話題になりました。構造のシンプルさゆえに壊れにくく、経年劣化による部品交換もほぼ不要なのも長く愛されている理由のひとつです。
「キャンプ」「釣り」「防災」と幅広く活用ができるので、アウトドア初心者からベテランまで手に取りやすい一台といえるでしょう!
他のアウトドアバーナーとの違い
アルポットとよく比較されるのがガスバーナーや「ジェットボイル(JETBOIL)」のようなコンパクトクッカーですね。
ガスバーナーとの違い
ガス缶を使うバーナーはコンパクトでお湯を素早く沸かすのに向いていますが、風に弱く使用環境に左右されることも。その点アルポットは風防構造になっており、強風下でも安定して燃焼できるのが大きな違いです。
ジェットボイル(JETBOIL)との違い
JETBOILは「とにかくお湯を一瞬で沸かす」ことに特化したギア。一方でアルポットは「じっくり調理」に向いており、炊飯、煮物、蒸し料理など多用途に対応します。「お湯だけならJETBOIL」「料理の幅を広げたいならアルポット」のように適材適所で使い分けるのがベストでしょう。
つまるところ、アルポットは「万能性」「安定性」「低コスト燃料」が強みで、逆に「瞬間沸騰性能」「軽量小型」では他製品に軍配が上がる、という立ち位置になります。
アルポットのメリット(利点)
アルポットは一見すると昔ながらの調理器具に見えますが、実際に使用してみるとその実力は折り紙付きでした。ここでは代表的なメリット(利点)を順番に解説していきます。
低コスト・低燃費で財布に優しい
アルポットの燃料は「燃料用アルコール」、いわゆるメタノールです。最寄りのドラッグストアやホームセンターで安価で手に入るので、ガス缶やOD缶と比べて圧倒的にコストが安いのが魅力です。
さらに燃費性能も高く、0.8Lの水を沸騰させるのに約25mlのアルコールを消費、1回あたりのランニングコストは約10~20円、燃料500mlで20回ほどお湯を沸かすことができます。1回の燃料補充で長時間使用できるので、ソロキャンプや連泊でも安心です。特にランニングコストを抑えたい人には大きなメリットですね。
安定した火力で風や低温環境に強い!
一般的なシングルバーナーは風に弱く熱を閉じ込める機構もないため、屋外では風防を別途用意しなければならないこともあります。
しかしアルポットは「本体そのものが風防を兼ねた構造」になっているため、強風時でも炎が安定、熱も逃げにくく使い勝手がとても良いです。釣り場や山の上など、過酷な環境下でもしっかり調理ができるのは大きな強みです。
幅広い用途に対応(沸かす・煮る・炊く・焼く・蒸す)
アルポット最大の魅力は万能調理器であること。お湯を沸かすだけでなく、煮込み料理、炊飯、蒸し料理、焼き料理まで、追加アタッチメント無しで幅広く対応できます。
たとえば、
- ご飯をふっくら炊く!
- シチューやカレーをコトコト煮込む!
- 蒸し野菜やシュウマイを蒸す
- 生姜焼きのような焼き物も!
- インスタントラーメンを煮込んでも◎
など、家庭用コンロ+鍋(フライパン)のような使い方ができるのが魅力です。「キャンプ場で料理の幅を広げたい」「インスタ映えするキャンプ飯を作りたい」という人には特におすすめなギアです!
壊れにくく維持費が安い
私が購入した当時は8,000円くらいでしたが今は若干値上がりして9,000円ほどになっていますね。こうなるとやはり大事なのは「物保ちの良さ」ですね。アルポットはシンプルな構造がゆえ壊れにくくメンテナンスも楽です。
メンテナンスといっても普段使いでは鍋部分(筒の部分)を他の食器と同様に洗うくらいです。劣化部品の交換は5年ほど使用していますが今のところなし。そろそろ着火部分の芯を取り換えようかなと思いつつ、まだまだ使えそうな印象です。経年劣化による要交換部品としては「芯」と「キャップ(火消しに使用するため、焦げる)」くらいで、こちらも安価で手に入りますので特に気になりません。
防災グッズとしても優秀
アルポットはキャンプだけでなく防災用品としても優秀です。停電やガスが止まってしまったときでも、燃料用アルコールと着火器具があれば調理や湯沸かしが可能です。
特に災害時は「お湯が沸かせること」が心身の安全、ひいては安心に直結します。カップラーメンやインスタント食品だけでなく、ご飯や汁物を温められるのは非常に大きな強みです。
まとめ:アルポットのメリット(利点)
まとめると、アルポットのメリット(利点)は、
- 燃料が安く低燃費
- 風に強く火力が安定
- 多用途に使える万能性
- 壊れにくく維持費も安い
- 防災用としても優秀
「万能性と安心感」に関しては、他製品にはない独自の強みといえると思います。
アルポットの口コミ(高評価)
“造りがしっかりしていて、準備も片付けも楽で大変満足です。沸き上がり時間も…10分少々で湧きました。”(ナチュラム)
“風に関係なくお湯が作れるので重宝してます。”(ナチュラム)
“アウトドアや災害時に使用するのに便利だと思い購入。何よりアルコールコンロでお米の炊飯が 2合まで可能、強風時でも使用できるなど期待できる。”(楽天レビュー)
“構造がシンプルなので、しっかりメンテナンスすれば、なかなか壊れない物だと思います。キャンプや釣り、車中泊にも用途は様々に使える。”(Yahoo!ショッピング)
アルポットのデメリット(欠点)
メリットが多いアルポットですが、もちろん完璧な商品ではありません。私自身が感じたことや、実際に使った人の口コミ、レビューも参考にしながらデメリットも整理してみたいと思います。
サイズと重量がやや大きめ
径約13cm×高さ25cm、標準自重1200gとやや大きめ、重めです。アルポットは「本体そのものが風防を兼ねる」構造をしているため、他製品と比べるとやはりひとふたまわりは大きいです。持ち運ぶときにリュックの中でかさばる、車移動ならまだしも徒歩移動ではちょっと重いと感じる人もいます。
コンパクトさや軽量性を重視、最優先したいなら、ガスバーナーやJETBOILの方が向いているといえるでしょう。
お湯を沸かすだけなら他製品の方が早い
「万能調理器」としては非常に優秀なアルポットですが、お湯を沸かすスピードだけを比較すると他製品に劣ります。参考に、JETBOILはわずか数分で500mlのお湯を沸かせるのに対し、アルポットは10分前後かかります。
「とにかく素早くお湯を沸かしてコーヒーやカップラーメンを調理したい」というスピード重視の人は少し不便に感じるかもしれません。
火を消すときちょっと怖い
アルポットはいわばアルコールランプと同じ仕組みですので、慣れるまでは火を消すとき火傷をしないよう気を付けなければなりません。小学校の理科の実験で使用したアルコールランプと全く同じ要領で、金属製のキャップをかぶせて消火するので、人によってはちょっと怖いかもしれません。
火力調整はほぼ不可能
アルポットは基本的に一定の火力で燃焼し続けますので、安定している反面火力の調節はほぼ不可能と考えましょう。キャンプなどアウトドアではあまり例がないかもしれませんが、火力の細かい調整をしながら本格的な料理をしたい人にとっては不便に感じるかもしれません。
燃料用アルコールの取り扱いに注意
アルポットに使用する燃料用アルコールは安価で入手しやすい反面、横倒しにすると漏れる可能性もあります。本体、予備燃料ともに収納や持ち運びには十分注意することをおすすめします。
キャッチフレーズが独特
アルポットのキャッチフレーズは「わくわく 沸く沸く」です。……かわいいですよね。
まとめ:アルポットのデメリット(欠点)
まとめると、アルポットの欠点は
- サイズと重量がやや大きく、リュックでかさばる
- お湯を沸かすスピードは遅め
- 点火・消火時に注意と慣れが必要
- 火力調整はできない
- 燃料の取扱いに注意
- キャッチフレーズが独特
です。これらの欠点は「軽量・コンパクトさ」「瞬間湯沸かし」を求める人にとってはマイナス要素ですが、逆に「安定性や万能性」を重視する人には大きなデメリットにはなりません。この辺りをよく比較検討した上で購入することをおすすめします。
アルポットの口コミ(低評価)
“まず、欠点から… 一度に沸かせるお湯の量からすると大きく、重く、嵩張ります。”(ナチュラム)
“アルポットより、モンベルのジェットボイルの方が、お湯湧くスピードが 2分30秒程なので断然早いしコンパクトです。”(ナチュラム)
“アルコールストーブに火をつけます …600ccのお湯が沸くまで、概ね20分。電気ケトルと比べるとかなり時間はかかります。”(車旅レビュー記事 vanwork.jp)
“2重構造で…本体は意外とかさばります。 …燃料が入っていることを考えると横倒しにしたり逆さにしたりしないほうがいいかな―と収納場所には注意していました。”(車中泊ライフスタイルブログ)
アルポットはどんな人におすすめ?
アルポットは、その独自の仕組みと汎用性から、次のような人に特におすすめできます。
-
アウトドア初心者~中級者
「ガス缶は怖い」「扱いが難しそう」と感じる人でも安心。アルコール燃料は入手が簡単で、使い方もシンプル。 -
キャンプ・釣りをじっくり楽しみたい人
火力が安定しているので、煮込み料理や炊飯など時間をかける調理に最適。ダイワとのコラボモデルは釣り人に人気。 -
防災グッズを揃えたい人
停電時や災害時でも、燃料さえあれば炊事が可能。コンロ代わりとして安心感がある。 -
ランニングコストを抑えたい人
アルコール燃料は比較的安価で、ガス缶や固形燃料よりもコスパが良い。
つまり、アルポットは「一台で多用途に、長く使える道具」を探している人にピッタリな調理器具です!
まとめ:アルポットの利点・欠点比較表
アルポットは「一台で何役もこなせる万能調理器具」でありながら、独自のクセもある製品です。
最後にメリットとデメリットを一覧で整理してみましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
燃料コストが安い(アルコール燃料) | 本体がやや大きく、持ち運びに不便 |
火力が安定し風にも強い | お湯を沸かすだけなら他製品の方が便利 |
沸かす・煮る・炊く・焼く・蒸すが可能(多用途) | 火を消す時に少しコツがいる |
シンプル構造で壊れにくい | 燃料の扱いに注意が必要 |
防災用としても活躍 | 細かい火力調整はできない |
ダイワとのコラボモデルあり | キャッチフレーズが残念 |
「万能性」「燃料等コスパ」「災害対応力」に優れた、独自の魅力を持つ調理器具であるアルポット。
- アウトドアでじっくり料理を楽しみたい人
- 一台で多用途、長く使える道具が欲しい人
- 防災用に安心できる調理器具を備えておきたい人
こんな人には、アルポットは値段以上の価値がある製品だと思います!
過去の記事もぜひ読んでみてください。アルポットとJETBOILの比較はこちらの記事で!
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