【初心者向け】エギの選び方入門。号数?カラー?下地テープ?

・エギング初心者、エギングを始めたい!
・エギの選び方がわからない、何を買ったらいいかわからない。
・自分で考えてエギを選んでイカを釣りたい!
春先、秋口になると釣具屋さんにたくさんのエギが並びますよね!
はっきり言って初心者の私にはどれを選んで良いやらさっぱりわかりません!
この記事は初心者が初心者なりに勉強してみたエギの選び方の基本的な考え方の備忘録です。
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エギ選びの基準
基準になるのは主に次の4つです。
①号数 … エギの大きさ
②タイプ … エギの沈む速さ(シャロータイプ/スタンダード/ディープタイプ)
③カラー … エギの表面の色(主に釣り人からの見え方)
④下地テープ … エギの発色の仕方(イカからの見え方)
号数 … エギの大きさ
エギの号数は重さではなくエギの大きさを表す数値となります。
とりわけアオリイカ狙いが中心のショアエギング(おかっぱりエギング)のエギの号数は1.8号~3.5号を選ぶことになります。
エギの大きさはそのままシルエットの大きさを表しますので、大きければ大きいほどイカへのアピール力が強いということになりますが、小さいイカに大きすぎるエギを投じても捕食対象として見てもらえないことがあるため、「狙うイカのサイズによって号数を選ぶ」、これが正解です。
9月上旬の新子狙い | 1.8~2.5号 |
9月中旬~10月上旬の胴15cm前後狙い | 2.5~3.0号 |
10月中旬以降、晩春~初夏のビッグサイズ | 3.0~3.5号 |
9月中旬~10月上旬はエギング入門者でも非常に釣りやすい時期なので、これからエギを揃えるぞっていう人は2.5号と3.0号を中心に買い揃えると良いと思います!
私自身は3.0号が使用頻度が高いと感じており、1軍エギケースは6〜7割が3.0号のエギです。
タイプ … エギの沈む速さ
メーカーによって多少呼び方は違いますが、大きくシャロータイプ、ベーシック、ディープタイプに分けられます。
タイプ | 沈下速度 | 特長 | 弱点 |
シャロー(ゆっくり沈む) | 1mあたり6秒以上 | 浅場で活躍、長い時間アピールできる | 流れの速い場所、深い場所では使えない |
ベーシック(普通) | 1mあたり3~4秒前後 | 使いやすい | – |
ディープ(早く沈む) | 1mあたり2秒以下 | 深場で活躍、激流でも姿勢よく沈む | 浅い場所では使えず、アピール時間も短い |
結局オールマイティなのはベーシックタイプなので、釣れるカラーのベーシックタイプの3.0号を買い揃えておけばまず間違いないかと思います。
シャロータイプのエギは、ゆっくり沈むので抱かせの間を長く取ることができます。また、沈むのがゆっくりな分浅場でもしっかりとエギを見せることができます。その分手返しのテンポが悪くなる点や、流れの速い場所では底を取れずに流されてしまう点が欠点です。
ディープタイプは沈むのが速く、深場を効率よく探ることができます。流れの速いところでも姿勢良く沈んでいき、底にベッタリ張り付いたイカにもしっかりとアピールができるでしょう。ただその分イカが抱く隙が作りにくいので、水深が浅い〜普通の場所、おおむね7〜8mまでのところではよほど潮流が速くない限りは使用しません。
私のような万年ビギナーエギンガーの場合、基本は堤防、チャレンジで地続きの磯でしょうから、ほぼディープタイプのエギは出番がないです。中級者になったら買う!でも良いと思います。反面シャロータイプのエギはベーシックがダメな時の切り札としても役に立つので、ある程度数を揃えておくと良いと思います!
カラー … エギの色
エギの色(カラー)とは…そのままです。エギは次のように①下地テープ(内側の色)②布(外側の色)があるのですが、ここでいうカラーは外側の布の色です。
「釣り人からの見え方」とは?
純粋に釣り人から見た時の視認性、目印性を指します。
オレンジや紫色は水の中でとても見えやすいので、エギがどこにあるのかを釣り人が視認しやすいため日中のエギングでは重宝します。
「イカからの見え方」とは?
前提として活性の高いイカを相手にする場合ははっきり言ってどの色でも見つけてもらいさえすれば釣れます。その為、「マヅメ時」や「釣り場に着いて一投目」などではとりあえず目立つ色を選んでおいて間違いはありません。
活性が低くなりがちな透き通った澄み潮の場合は、自然界によく存在する緑色や魚に似せた色が効果的です。オレンジ色や紫色では目立ちすぎて、警戒心の強いイカは違和感を覚えるかもしれません。
逆に視界が悪い濁り潮では、オレンジや紫などの目立つ色を選んでイカに少しでも気づいてもらいやすくするのが良いと思います。
下地テープ … エギの発色の仕方
下地テープも色々な種類があり、主流なものとそれらの用途についてまとめます。
- マーブル(虹色) … シチュエーションを問わない万能色
- 赤色 … 光量の少ない状況、深場や夜釣り中心に活躍
- 銀、銀ホロ … 日中、障害物が少ない状況で活躍、鱗の反射を模している
- 金色 … 日が傾いたくらいの光量で活躍、マヅメ時◎
- ケイムラ(蛍光紫) … 紫外線発光で日光下とても目立つ、日中のパイロットかつ切り札
- 夜光、蓄光(グロー) … 光を当てると自ら淡く光る
エギカラーよりも下地テープの種類の方が釣果に直結するケースが多いので、ご自身がどの時間帯にチャレンジするかを省みてエギを用意すると良いと思います。
選び方は無限大?
選び方が複雑で無限大に見えるかもしれませんが、ご自身がどんな場所で、どんな時間帯に釣りをすることが多いのか、想定しているのかという観点から逆算することができるので、まずはそこから考えてみると良いのではないでしょうか。
多種多様なエギが存在しますので、他の記事もぜひ参考にしてください!
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