初心者にもおすすめの穴釣り。予算5,000円で揃う専用釣具を紹介!

2020年12月3日海釣り釣り,海釣り,予算シリーズ,ビギナー,穴釣り,根魚

ビギナーズノート
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この記事はこんな人におすすめ
・穴釣りって何?海釣りビギナーな人。
・穴釣りをやってみたい人。
・最低限必要な道具と、予算を知りたい人。
専用ロッドって本当に必要?アジングロッドじゃダメ?という人。

海釣りビギナー向けシリーズです。

穴釣りとは、魚が居そうなところにブラクリという針付きオモリを沈めて釣る方法です。主にテトラポッドの隙間(穴)を狙って仕掛けを落とすことから穴釣りという名前が付いています。

「陸から見える魚が居そうな場所」を次々と狙っていくため、分かりやすいという特徴があります。大事です。また、魚が居そうな場所には実際に魚が居ることが多いため、初心者でも釣れる確率が高いです。さらに釣具の操作方法は落として巻くだけなのでリールの基本操作さえ分かれば誰でもでき、おまけに釣れる魚は美味しいものばかりときた。季節やポイントにも拠りますが、ガチの高級魚「キジハタ」が釣れることだってあります。ひぇー。

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穴釣りでカサゴ
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穴釣りでアカメバル

そんなわけで、専用タックルを予算たったの5,000円で揃えることが出来る「穴釣り」を初心者の皆さんにおすすめしたいと思います。

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穴釣りってどうやるの

穴釣りは他の釣りと比べると超シンプルです。「あそこ絶対釣れそう」みたいなポイントをひたすら探してひたすらエサを落としていく、そんな釣りです。手順は以下の通り。

  1. ブラクリ(穴釣りで使う針付きのオモリ)にエサを付ける。
  2. 魚が居そうなところに仕掛けを落とす。
  3. 底まで落としたら軽く竿をあおって(上下させて)誘いを入れる。魚が居て針掛かりすれば竿先が「ぎゅん!」と入るので潜られないうちにファイト!
  4. 魚が居ない(もしくは食ってこない)場合はポイントチェンジ。別の穴を探す。
  5. 以下、繰り返し。

ただしテトラ帯で穴撃ちをする場合は、当然ですが危険が伴うため細心の注意を払って下さい。

  • 滑りにくい靴を履くこと。
  • ライフジャケットを絶対に着用すること。
  • 無理な移動は絶対にしないこと。

テトラの場合、靴はスパイクシューズ×です。また、波を被って濡れているところには絶対に乗らないようにして下さい(コケ等で想像以上に滑ります)。また、降りるのは簡単でも登ることができない場所もあります。「どうやってここまで来たっけ…」となったらマジで終わりですので移動は本当に慎重に行うようにして下さい。

釣れる魚

(※ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑さんへリンク)

メインターゲットはアイナメカサゴメバルソイキジハタなど。

他外道で、カジカベラクサフグゴンズイ(危険)など。秋田では釣れませんがタケノコメバル(ベッコウゾイ)、ギンポなども狙えます。

根魚は一通り狙うことができます。

メインターゲットは美味しく頂けます。キジハタ(アコウ)はガチの高級魚。

穴釣りに必要なもの

仕掛け解説

次の項目「穴釣りで使用するエサ」まで飛ばす

穴釣り仕掛けを紹介しますがこれも非常にシンプルです。特に難しいことを考える必要もありません。スナップも結ばなくてOKです。根掛かりしたらどうせスナップごと逝っちゃいますので、ブラクリに直結しちゃいましょう。

穴釣り 仕掛け ブラクリ シンプル

楽しく快適に穴釣りをするためには専用ロッドは絶対必須です。
長さは手をいっぱいに広げた長さぐらい(適当)
筆者はなるべく低予算、モノを増やさないことを推奨していますが、穴釣り専用ロッドに関しては買った方が良いと考えています。2,000円~買うことができますよ!

逆に、リールは他の釣りで使っているものの代用でOKです。できれば小型のベイトリールが使いやすく釣り味も高まりますが、サビキ釣りや投げ釣りで使うような3000番クラスのリールでも全然大丈夫です。ちょっとバランスが悪くなるかもしれませんがご愛嬌でしょう(^^;)。
近くの釣具屋さんでカゴ売りされていた500円の小型ベイトリールは全く使い物にならなかったため、筆者は下記の小型ベイトリールを使用しています。オモチャみたいですが作りはしっかりしていて壊れる気配はなく、愛着も湧いてきました。


※他の釣りで使っている3000番クラスでもOK!ただしラインはPE以外で!

ただし、ラインはナイロンかフロロカーボンにしましょう!PEは擦れに弱く穴釣りには不向きです。筆者はダイソーで売ってた100円のナイロンラインを2年くらい使っています(笑)。ちょっとクセが付いてしまって使いやすくはないですが、特に問題なく釣ることが出来ていますよ。


※100円均一でもOK!

そして、ブラクリ。これにエサを付けてドーーンです。

穴釣りで使用するエサ

次の項目「便利アイテム」まで飛ばす

ここが穴釣りの面白いところの一つだと筆者は思ってます。エサは「イカの塩辛」がおすすめです(笑)。コンビニで買うことができます。
根魚の皆さんはどうやら「強い臭い」に反応するようで、今までアオイソメ、キビナゴ、ソーセージ、鶏肉(ササミ)、パワーイソメ、根魚用ワームなど色々試しましたがイカの塩辛が一番よく釣れました。セブンイレブンのイカの塩辛は包装にジッパーが付いているのでさらにおすすめ。素手で触るのはちょっと嫌なので、割りばしをしっかり貰って(笑)。以下、穴釣りに使えるエサです。

  • イカの塩辛(コンビニで購入可能) おすすめ!
  • アオイソメ(釣具屋)
  • キビナゴ(釣具屋)
  • 魚肉ソーセージ(コンビニで購入可)
  • パワーイソメ(釣具屋)
  • 根魚用ワーム(釣具屋)
  • ササミ(釣具屋、スーパーなど)

強い臭いと、根魚諸君は「落ちてくるもの」に反応します。エサのチョイスも大事ですが、ただ穴にエサを投入するだけでなく竿を上下にあおって誘いを入れることも大切だと思います。いわゆるリアクションの釣りですからね。

※リアクション……魚が思わず反射的に口を使ってしまうような誘いを入れてフッキング(針掛かり)に持ち込むこと。リアクションで食ってくることをリアクションバイトという。

あったら便利なもの

次の項目「大漁の秘訣」まで飛ばす

あると便利なアイテムを紹介します。

フィッシュグリップ ※タオルでも可

釣れた魚を掴む用のグリップ。釣れた魚を素手で触るのは危険ですし、魚にも相当なダメージを与えてしまいます(魚の体温は10~18℃、それに対し人間の体温は36℃なので魚が低温やけどしてしまう)。また、針を外す際に魚が暴れるのを防ぐこともできますので安全面を考慮しても必要でしょう。その観点で言えば普通のタオルでも全然代用可能ですよ!

筆者は安物から高価なものまで一通り試しましたが「第一精工 ワニグリップシリーズ」が小型魚を掴むには最適と感じています。安いものでも十分なのですが、筆者のような軟弱な握力しか持ち合わせていない人は結局結構な力を入れないと魚を掴めないので、小さい力でもガッチリホールドできるこちらの製品を愛用しています。収納面でも便利なので失くしにくいです(笑)。

針外し用のプライヤー ※ラジオペンチで代用可能

キスはエサを吸い込むようにして捕食するため、口よりも奥の喉に針掛かりすることも多いです。このような状況を「針を飲まれる」と言います。キスの口は小さく成人男性の指はとてもじゃないですが入りませんので、小さなプライヤーはあっても良いと思います(なくてもコツが分かれば針は外せます)。

針外しは慣れるまでは超大変です。後輩たちを釣りに連れて行って、自分で針を外せた人は一人もいませんでした。「男の人呼んでぇー!」って叫ばなくても良いように…という人は、針外し用のプライヤー(釣り用のペンチのようなもの)を用意しておきましょう(錆びても良ければラジオペンチで代用可能)。

針外しのコツは「魚をガッチリ固定して、針の根元を掴んでひねるように思いっきり抜く」こと。痛そう…と思って力が入らないと、カエシのある釣り針は全く外れません。小型魚が針を飲み込んでしまうと、指を口の中に突っ込まないといけないので大変で、そうこうしているうちに来ていた群れがどっかに行ってしまいます。慣れればどうってことはないのですが、あると便利なアイテムでしょう。

どちらにせよルアーフィッシングでは必須になりますので、先を見据えてという人はコストパフォーマンスの高いUMIBOZUのプライヤーをおすすめします。

フリーザーバッグ

魚を持って帰る用です。クーラーボックスにそのままドーーン!!でもOKですが、クーラーボックスがいいにおいになってしまいますので、大きめのフリーザーバッグは何枚か持って行くことをおすすめします。

穴釣りで狙う「根魚」は生命力が強く、絞めずに持ち帰ると(海水があれば)自宅で蘇生可能なほどです。釣りがひと段落ついてからでもしっかり絞めて、美味しく頂きたいところ。

大漁の秘訣

ポイント(場所)選び

▼テトラ帯…奥へ奥へと入っていくような水深のある穴が良いと言われています。

穴釣り 爆釣 大漁 ポイント選び 場所選び コツ カサゴ ソイ メバル 根魚 テトラ
撮影:秋田リョー
テトラポッドの隙間 

▼堤防の角っこ…先行者に釣られてなければ大体何かしらいます。

穴釣り 爆釣 大漁 ポイント選び 場所選び 根魚 メバル カサゴ ソイ 堤防の角
撮影:秋田リョー
堤防の角っこ
穴釣り 爆釣 大漁 ポイント選び 場所選び 根魚 メバル カサゴ ソイ 堤防の角 藻
撮影:秋田リョー
堤防の角っこ。藻があると◎

▼ケーソンの継ぎ目…堤防の石材が途切れるところ。海水が入って藻が繁殖しているため小さな生態系が出来ており、魚が集まりやすい。

穴釣り 爆釣 大漁 ポイント選び 場所選び 根魚 メバル カサゴ ソイ ケーソン 継ぎ目 堤防
撮影:秋田リョー
ケーソンの継ぎ目。何もなさそうに見えて何かいる

▼スリットがあるところ…堤防の側面に空いている穴。藻が繁殖している上に魚の格好の隠れ家になる。ヒットした後は一気に潜られることが多いので注意!

穴釣り 爆釣 大漁 ポイント選び 場所選び 根魚 メバル カサゴ ソイ 堤防 スリット
撮影:秋田リョー
スリット=堤防の壁面にある穴のこと。

▼堤防の先端…潮が良く当たるので根魚もよく寄り道している。堤防のキワを狙おう。

穴釣り 爆釣 大漁 ポイント選び 場所選び 根魚 メバル カサゴ ソイ 堤防の先端
堤防の先端も足元の岸壁沿いを狙おう

▼隙間…隙間という隙間。お魚さん、どうやって入るんだろう。

穴釣り 爆釣 大漁 ポイント選び 場所選び 根魚 メバル カサゴ ソイ 隙間
撮影:秋田リョー
暗くて見えないがこんな隙間にも水深さえあれば魚がいる

潮汐を意識しよう

ネットやアプリで「潮汐表(潮の満ち干き)」を調べて、自分が釣行する時間帯の潮の満ち干きを調べておきましょう。
魚は流れに支配される生物なので、潮汐が釣果に与える影響はあまりに大きすぎます。

釣割タイドグラフが初心者にも分かりやすいかと思います。釣れやすい時間帯に★印をたくさん付けてくれています。

穴釣りは満潮前後の時間帯がおすすめです。干潮だと単純に水位が低く、魚が入ってきていないことが多いためです。視覚の釣りなので、日中の満潮前後の時間帯を狙うのが良さそうですね。

~潮汐表の見方~

タイドグラフの見方 潮汐表の見方 爆釣 大漁 よく釣れる いつ

見方は簡単で、「傾きが大きい=潮がよく動いている」「傾きが無い(小さい)=潮が止まっている」という2点。そして、魚は潮汐(流れ)に支配される生物なので、基本的には「潮がよく動いている時間帯の方がよく釣れる」ことが多いです。

よく聞く「大潮が絡む中潮が良い」や「上げ3分下げ7分が良い」というのは間違っていませんし多くのパターンでハマりますが、絶対かというとそれは「場所によって違う」が正しいです。"要"は「場所によって潮がちょうどよく効く時間帯が良い」というのが正解。外洋に面した堤防であれば潮汐による潮の効き具合がより大切になってきますし、河川が絡むポイントでは逆に潮があまり効かない小潮が良いというポイントも存在します。実際筆者も日常的にシーバス釣りをしていて「大潮全然釣れねぇ、長潮だと絶対釣れる」ってポイントが複数存在することを確認しています。それら全てを初めのうちから知ることは難しいですが、潮汐表を見て「どの程度潮が動いているのか」を図を参考に少しだけ意識してみて下さい。

朝マズメと夕マズメはやはり外せない!

朝マズメ・夕マズメというのは、ちょうど日が昇る・日が沈むタイミングです。光のバランスによってプランクトンの活動が活発になり、それを捕食する生物の捕食スイッチが入る、さらにそれを捕食するフィッシュイーターが…という、魚の捕食スイッチが入るタイミングです。魚はどうもこの時間にお腹がすくようですので、魚がいればどうしても釣れちゃう、それが朝マズメ・夕マズメです。大漁狙いなら外せない時間帯ですが、有望スポットには「いつからいたの?」って言いたくなるほど釣り人がごった返していることもあり、それはそれで大変です。ソーシャルディスタンスを保って釣りしましょう(仕掛けが絡まるので)。

安全に、マナーを守って!

泳げるからOK!ではなく、ライフジャケットは必ず着用しましょう。特に、テトラ帯で釣りをすることが多い穴釣りでは、落水も危険ですが落下自体がマジで危険です。場所によっては自力で戻ることはできないでしょう。ライフジャケット以外にも滑りにくい靴を履くなど、予防安全を徹底して釣りを楽しむようにして下さい。落水、落下事故があると最悪その釣り場は釣り禁止になってしまいます。そういう意味での迷惑をかけないためにも、自分の命は自分で守ることを徹底して下さい。

また、マナーを守って釣りをしましょう。絶対にゴミは持ち帰る。恥ずかしい話ですが、わが故郷秋田県ではハタハタ釣り客のマナーが悪すぎて漁港での釣りが禁止になった場所が多々多々あります。ハタハタ釣りだけでなく、それ以外の釣りでも釣り場を汚すという行為は許しがたいマナー違反です。遊んで出たゴミは必ず持ち帰る。コマセをこぼしてしまったら、帰る前に海水で流す(そのための水汲みバケツでもある)。当たり前のルール、マナーを守って釣りを楽しみましょう。あくまで釣り人は私有地・社有地である船港、漁港を「使わせて頂いている立場」であることを絶対に忘れないで!

また、穴釣りで狙う魚は「根魚」が多いです。根魚は成長が遅いため、幼魚を乱獲してしまうと地域単位で個体数が激減します。20cmに満たない個体はリリースしましょう。成人男性が手を広げた時の、親指の先端から小指の先端までがだいたい20cmですのでメジャーを持っていない人は参考にして下さい。

自治体によっては「○○cm以下の△△はリリース」と決められているところもありますので気を付けて下さい。それ以前に、あまりに小さすぎる魚は食べるところも少なく食べ応えもありませんので、海産資源を守る意味でも傷つけないよう優しくリリース(海に帰すこと)してあげて下さい。時々、フグなどの外道を堤防に放置していくまさに外道のような釣り人がいますが言語道断です。お前を堤防に縛り付けて放置してやろうか。また、針の掛かり所が悪かったり、針を外すのに手間取ってしまい蘇生不可能になってしまったりした場合は釣り人の責任です。その場合は小さくても持ち帰り、食べることで供養してあげて下さい。

それでは楽しい釣行を。大漁を祈っていますよ!

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