アジ・メバル用のワームのカラーについて。一番釣れるのは何色?

2022年11月17日海釣り釣り,海釣り,メバリング,アジング,シーバス,ルアー,ライトゲーム

ビギナーズノート
ビギナーズノート
この記事はこんな人におすすめ
・ライトゲーム初心者~中級者
・ワームの色について詳しく知りたい
・一番釣れるワームのカラーって何色?
・状況によってどう使い分けたら良いの?

メバリングとアジングが人気の双璧をなすソルトルアーライトゲーム
専用タックルとジグヘッド、ワームだけで誰でも簡単に魚に出会える手軽さが人気の理由のひとつ。
近年の爆発的な人気から、各社がこぞって様々な形状・様々なカラーのワームを発売し始めました。
おかげさまでラインナップが多すぎです。どの色が釣れるのか?入門者にとっては頭を悩ませる問題となっています。

そこでこの記事では本当に釣れるカラーはどれ?の結論を探るべく、どの色がどんな状況に活躍するのかを解説していきたいと思います。
一般論と筆者の経験を交えたものになりますので、鵜呑みにせず釣行時に色々試してみて下さいね。

★結論から言うと一番釣れる(=様々な状況に対応できる)のは、クリアカラーです。
筆者も大量にストックしています。

スポンサー広告

ワームのカラータイプは大きく分けると3種類

無加工(普通のやつ)

出典:34(サーティーフォー)|Amazon

普通のやつから説明すると説明がしにくいですが、「グロー(蓄光)」でも「ケイムラ(紫外線発光)」でもないものです。
パッケージに特に表記のないものはこれになります。

グロー (蓄光)

出典:34(サーティーフォー)|Amazon

光に当てておくと蓄光して、暗闇で発光します。
常夜灯や月明かりがない場面でも目立たせることができるので、無加工のものと比べてアピール力が高いです。
ヘッドライトなどで強い光を当てるとワームもより強く発光しますが、頻繁に光を当てていると暗闇で目立ちすぎるので魚がスレやすくなります。
近くに常夜灯がある場所や月明かりがある日は、ヘッドライトで意図的に強く光らせるようなことはしなくてOKです。
辺り一面真っ暗な新月の日は、30分~1時間おきにヘッドライトで一瞬だけ照らして蓄光させる程度にとどめておきましょう。
また最近では「点発光」というワームにグロー加工をした「粒」を練り込むことでプランクトンのような極小のベイトを再現したものもあります。
当然アミパターンでは実績が高くなりますので積極的に使っていきたいところです。

ケイムラ発光 (紫外線発光、UV発光)

出典:34(サーティーフォー)|Amazon

呼び方がメーカーによってバラバラですが、光に当たると青白く発光する加工がされたものです。
発光する点はグローと似ていますが、こちらは当たった紫外線を可視光線に変換するので「光があるところでより目立つ」加工だと言えます。
常に光が差し込んでいるデイゲームや常夜灯下のナイトゲームでとにかく目立たせたい時に使用します。
また、暗闇でも多少の月明かりがあれば無加工のものよりは目立つので、様々な場面で使用することができます。
店舗に並んでいてもUV発光しているため、釣り人が釣られやすいのも特徴。

カラー別の特徴と使いどころ

「クリア」 最も汎用性が高くナイトゲームにめちゃ強

アジングおすすめ度 ★★★★★
メバリングおすすめ度 ★★★★☆

初心者~中級者はまずこれ。光を透過するベイトライクなカラーはアジ・メバルのみならずあらゆる魚が好反応。
動かし方ひとつでアミパターンとフィッシュパターンのどちらにも対応可能。
特に常夜灯下の有無を問わずナイトゲームでは部類の強さを誇り、1投目にパイロットルアーとして投げたい色。



「パールホワイト」ぼんやりシルエットがナイトゲームの定番

アジングおすすめ度 ★★★★☆
メバリングおすすめ度 ★★★★★

メバリングではこちらが基本カラーとなります。膨張色である白はシルエットをぼんやりさせる効果があります。
また、パールホワイト=光沢のある白なので、光量の少ないところでも程よく目立たせることができ、ナイトゲームでの使用頻度が高いです。
グローカラーとの組み合わせも相性が良いため、両色揃えておいて損はしません。


「オレンジ」 常夜灯の色に溶け込ませやすい低アピールカラー

アジングおすすめ度 ★★★★☆
メバリングおすすめ度 ★★☆☆☆

オレンジ色の常夜灯にはオレンジ色のワームを。光と物体の色が同じだと白んで見えるので、ナチュラルさとシルエットの濃さを両立できる…のだと思います。多分。
経験上、クリアやホワイト系のワームにスレてきた時に恩恵を得られたことが多いです。
常夜灯のないところでの良い釣果は今のところ経験していないので、基本的にはアピール力弱めのカラーだと考えています。
※グロー加工と組み合わせるとメバリングでのおすすめ度は★★★★★になります


「ピンク」 よく目立つ強アピールの定番

アジングおすすめ度 ★★☆☆☆
メバリングおすすめ度 ★★★★☆

グロー加工と相性が良く、視認性の高いアピールカラー。
クリアやホワイトで反応が得られない時や、活性が低くショートバイトが多い時に試したいカラーです。
メバリングでは「ホワイトとピンクの2色が基本」と言われるほどに定番。


「チャート」 視認性が高く濁り潮にも強い

アジングおすすめ度 ★★★☆☆
メバリングおすすめ度 ★★★★☆

濁り潮に強い黄色や緑などのチャートカラー。派手な色に分類され、グロー加工、UV発光との相性も◎。
ピンクほど目立ち過ぎないためシーズン始まりたてのメバリングなどでは1投目に投げるのも全然アリ。


「ブラック」 シルエットくっきりで視認性抜群

アジングおすすめ度 ★★☆☆☆
メバリングおすすめ度 ★★☆☆☆

膨張色であるホワイトの逆で、シルエットがくっきり見えるのが特徴。
ナイトゲームの切り札的位置づけで使うと良い。


まとめ

最後に衝撃的なことを言います。ほとんどの魚は「色盲である可能性がある」らしいです(笑)。
したがって濃淡と光の透過の仕方、発光の仕方の方が重要である可能性があります。
ただそれでもチャート系はメバルの反応が良かったり、クリア系でアジが釣りやすかったり、レッド系にしたらカサゴが食ってきたり…
魚によって見えやすい色、または食欲をそそる色が違うのかもしれませんね。

あれこれ深く考えすぎるよりも…
釣れるワームも同じ場所で使い倒せば魚は必ずスレる。適度にローテーションしながらそのタイミングの最適解を見つける
ということを強く意識した方が、良い釣果に恵まれるということを忘れないで下さい!

スポンサー広告