【ハタハタ】数mしか離れてないのに釣果に差が出るのは○○だから。検証結果をまとめます。
・秋田ハタハタ釣り情報を求めている
・最新情報が知りたい!
・周りは釣れてるのに釣れない。
終盤戦に差し掛かった秋田のハタハタ釣り。
過去最大の不漁と言われた2020年度。次の大潮がラストになるか、それとも今日明日にも群れは深海へ帰っていくのか…
仕事があるので調査には行けませんが、ニュースやネットの情報に注意深く耳を傾け目を離さないようにしたいと思います。
ハタハタ釣りを始めてたった3シーズンの初心者ですが、不漁と叫ばれる中でも一定の釣果は出せたように思います。
今年は自らの足で割と多くの情報を稼げたと自負しています。
中でも気になったのが数メートルしか離れていないのに釣果に差が出るのはなぜだろう?という事。
ハタハタ釣りを何年もやっている人からすれば「そんなのよくあることだよ」とことですが…
今年度の釣行で立てた仮説が、友人の協力もあってある程度立証できたので備忘録としてまとめておきたいと思います。
夜光オモリ&ケミホタルを使っているかいないか
夜光オモリは別名「集魚オモリ」と呼ばれるように、夜に魚を寄せる効果があります。
なぜ魚が寄ってくるのか詳しくは不明ですが、ことハタハタ釣りにおいては集魚オモリの有無は釣果に著しく差を生じさせました。
友人と同時に、同じ重さの無塗装オモリと夜光オモリでそれぞれ立ち位置を入れ替えながらやってみたところ、体感で3~4倍速ぐらいの差はありました。
メバリング用のジグヘッドやワーム、エギング用のエギにもグローカラーのラインナップがあるように、グロー発光による光は魚を寄せる効果があるのは間違いありません。
単純に、真夜中や水深のあるポイント、つまり自然光の届きにくいところでは発光によって魚に気づいてもらいやすくなるのだと思います。
また、ケミホタルも効果てきめんでした。
2年前はどうせ釣具屋さんのマーケティングだろうと勘ぐっていました(笑)が、これも去年・今年と検証してみてハッキリしました。
今となってはケミホタルの有無は釣果に大きな影響を与えると断言できます。
色は黄色が効く日が多かったです。ケミ無し>>赤>>黄色で、ケミ無しと比べると6~8倍速ほど違いました。
理由はよく分かりませんが、多分グロー発光と同じだと思います。
オモリと針の間か、一番下の針とその上の針の上に付けると良かったです。
ご参考まで。
できるだけ壁際ギリギリに落としてシャクる
一番大きい要因はこれだと思っています。
竿の長さ分だけ沖に出してシャクるのではなく、ロッドを堤防と平行にするなり竿の長さ分だけ下がるなりして、壁際ギリギリを攻めると好釣果でした。
強い光で水面を照らさない(影を落とさない)
水面をヘッドライトで照らしている人も多く、釣れていない方の割合が高かったです。
ハタハタも生き物なので、明るい光で照らすと逃げます。
夜光オモリやケミホタルのような淡い妖艶な光と、ヘッドライトの強い光は全く別物です。
皆さんが鬼ごっこで捕まえられる側だとして、暗かった場所が急に明るくなったら「何か来た」と気づくのと一緒です。
強い光で照らすのは控えた方が吉でしょう。
ちなみに、常夜灯下に魚が集まるのはまた違った要因が絡んでいるのでまた別で考える必要があります。
常夜灯下はプランクトンが集まりやすい、藻が繁殖しやすいなどの理由で集魚性が高いのです。
常夜灯下では自分や竿の影を水面に落とさないように気を付けましょう。
シャクる強さは「弱め」、テンポは「ゆっくり」
思いっきりシャクっても疲れるだけですので、シャクる強さは手首で軽くあおる程度で大丈夫です。
テンポはゆっくりと書きましたが、大切なのは仕掛けを一度たわませることだと思います。
12/22~23にかけてはドクリアな澄潮だったので、ハタハタが針掛かりする瞬間を何度も見ることができましたが、やはり他の魚と同じように漂うようにフォールするものへの反応が良好でした。
仕掛けがたわんで、サビキ針が一瞬ゆらりと水流に揺れる瞬間を作るのが好釣果を出すコツだと思いました。
あまり極端にゆっくりやると根掛かりするのでその辺はバランスが大切ですが、群れが小さいときはキチンと食わせの間を入れることが大事です。
根掛かりしないように!
根掛かりしてしまうと手返しが悪くなり、イライラして集中力は切れ、挙句の果てに仕掛けが足りなくなるなど踏んだり蹴ったりです。
そのためそもそも根掛かりをしないような無理のない立ち回りが大切だと言えます。
ただしハタハタ釣りはボトムを取ってナンボの釣りなので、根掛かりをいかにスムーズに外せるかが鍵になるのでうまいこと外していきましょう。
根掛かりした時は、立ち位置を変えないまま竿で引っ張るとさらに針が食い込むので絶対にダメです。
一歩前に出るなどして角度を変えてから掬うようにショックを与えると取れることが多いです。
今シーズンはまだいけるのかな?
過去最大の不漁という言葉が現実味を帯びるニュースが飛び交っています。
「ハタハタがいねえ」 秋田の漁師が気づいた海の異変(朝日新聞Digital)
【ルポ季節ハタハタ(男鹿)】なぜかサンマが…ベテランも「こんなん初めてだ」(秋田魁新報)
サンマが混じって獲れたという謎のニュースも。そういえば、私も23日に北浦で80cmは優に超えた特大のサケを目撃しました。
海の異常化はどうやら現実のようですね。
場所は不明ですが男鹿市でハタハタ漁が行われ、それなりにまとまった量のハタハタが獲れたようです。
本日は早朝に、ハタハタ漁に参加させていただきました🙌🐟
最高に貴重な体験をさせていただき感無量です😭💓💓
今年の🎅サンタさんからの贈り物はハタハタでした🎄🎁
海の男達本当にかっこいい‼️#海の男 #漁業 #秋田県 #男鹿市 #地域おこし協力隊 pic.twitter.com/e0LESrBw5O— Oga Akita Life~男鹿市地域おこし協力隊~ (@Oga_Akita_Life) December 25, 2020
一方県南エリアはすっかり静まり返った様子。
金浦、定置網にハタハタ2尾、象潟、同4尾。
漁期、終わりじゃん。— G.M hitoshi (@GMhitoshi1) December 25, 2020
今週の土日で区切りを付けるつもりの方もチラホラ見受けられました。
明日から大荒れになる予報なので、別の群れが接岸する可能性は無くもないですが…
こればっかりは行ってみないと分かりませんね。
行かれる方は無理せず安全第一で頑張って下さい。
私は、考え中です(笑)。